松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手、桜美林大学非常勤講師) いつくしみ深き 死者のためにささげられる音楽として真っ先に浮かぶ聖歌に「いつくしみ深き」があります。この聖歌は、日本の教会で行われる結婚式や葬式で頻繁に Continue reading
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3 ロザリオに関する聖歌
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手、桜美林大学非常勤講師) 10月は、カトリック教会において教皇レオ13世(在位:1878~1903)によって「ロザリオの月」と定められている月です。そこで今回は、ロザリオに関する Continue reading
2 聖歌に込められた祈りと賛美:マリア賛歌を例に
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) 8月15日は日本のカトリック教会にとってとても重要な日です。聖母被昇天の祝日、また、1549年8月15日にフランシスコ・ザビエルが来日した Continue reading
1 聖霊降臨の音楽
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) 聖霊降臨の主日は、聖霊降臨の出来事ならびに教会とその宣教活動の始まりを祝うものです。この喜びにあふれた祝日のために様々な典礼用音楽が歌われ Continue reading
復活祭に親しまれる賛美の歌
松橋輝子(東京藝術大学助手) クリスマスだと、だれもが知る、讃美歌がいくつも思い浮かびますよね。「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」とか。それにキリストの受難というと、バッハの「マタイ受難曲」とか「ヨハネ受難曲」とかも有 Continue reading
自宅で家族と共に楽しむ音楽
松橋輝子(東京藝術大学博士課程、桜美林大学非常勤講師) 芸術の楽しみ方は実に様々な形がある。 私の音楽人生の中で、欠かせないのは、姉妹での演奏である。3歳上の姉とは、小さいころから2人でよく演奏してきた。自宅の一室、学校 Continue reading
微笑みの天使に勇気づけられて―姉と過ごしたフランスでの1週間―
松橋輝子(桜美林大学非常勤講師、東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程) コロナパンデミックにあって、人々は自由に海外旅行をすることができない。こんな日が来ることをおそらく誰も想像していなかっただろう。今のわたしにとっての Continue reading
3日間教皇を追いかけて
松橋輝子(カトリック麹町教会、東京藝術大学大学院博士課程) 教皇が羽田に到着されたとのニュースとほぼ同じタイミングで、私は羽田から長崎へと飛んだ。海の香り漂う長崎空港から市内に入ると、街は教皇歓迎ムードに包まれていた。そ Continue reading
アメリカでのハロウィンの一日
一昔前までは、アメリカの映画かテレビの中でしか見られなかったハロウィンが、最近では急に巷でブレーク。あの「お化けカボチャ」ジャック・オー・ランタンが“目を光らせ”、和菓子屋にも「ハロウィン」ののぼりが立つ始末。仮装行列が Continue reading