他者を内側から知る(1)八ヶ岳・三位一体ベネディクト修道院での経験

矢ヶ崎紘子(AMOR編集部) 2007年、私が国際基督教大学(ICU)の学生であった頃、八ヶ岳にベネディクト会の男子修道院があった。ICUはプロテスタント諸派を中心とする様々なキリスト教徒の共同体であった。この環境は在学 Continue reading


特集41 “いのち”と“こころ”を育むもの

2020年は教育改革の年、“教育新時代”の始まりとも呼ばれています。新しい小学校学習指導要領(2017年改訂)の実施に象徴されるその改革の特色は、「知識詰め込み型」の教育から「主体的・対話的で深い学び」への転換と称され、 Continue reading


教育新時代:これからの子どもたちはなにを学ぶか(1)

やまじ もとひろ 日本の教育が迎える転機 3月の声を聴き、今年の大学入試も国立大学後期(3月12日~)を残すだけとなりました。まさに最終盤です。 大学受験生が乗り越えなければならない、最初の関門が「大学入試センター試験」 Continue reading


「ほんのちょっと」

岡(宮薗)美佳(日本基督教団 大阪南吹田教会長老) あちこち街を探し回らなくても、ネットショッピングは世界中から自分の欲しいものを手に入れることを可能にしました。一度何かを買えば、次には「おすすめ」が表示され、「同じカテ Continue reading


宗教的渇望に気づかせる文学の力――遠藤周作、芥川龍之介、夏目漱石に触れて

山根息吹(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程) 人格形成における文学の重要性について主張するためには、文学が宗教や教育に対して持つ関係を問題にしなくてはならないと思う。というのも、一見両者は相容れないものであるよう Continue reading