サン・ジャン・ピエ・ド・ポールへの旅……ソーヴール・カンドウ神父の故郷

井筒 健(カトリック関町教会信徒) 1983年10月から1989年1月まで足かけ6年間、北アフリカのチュニス(旧カルタゴ=ローマと覇権を争ったフェニキア人のカルタゴ帝国の首都)に家族と一緒に駐在した。小学生だった息子と娘 Continue reading


微笑みの天使に勇気づけられて―姉と過ごしたフランスでの1週間―

松橋輝子(桜美林大学非常勤講師、東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程) コロナパンデミックにあって、人々は自由に海外旅行をすることができない。こんな日が来ることをおそらく誰も想像していなかっただろう。今のわたしにとっての Continue reading


父とともに最後にいった長崎の思い出

中村恵里香(ライター) 私の旅好きは父が作ってくれたものなのかもしれません。子どもの頃身体が弱く、しょっちゅう熱を出す私を、長期の休みになると、広島の両親の実家に預けるために寝台列車に乗って連れて行ってくれました。帰りも Continue reading


特集55 お酒とともに揺らめくもの

酒が懐かしくなる時 今、お酒が注目を浴びています。しかも、これまでなかったような仕方で。新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などで、酒類を提供する飲食店への休業要請や時短営業要請という Continue reading


サントリーの広告から読み取れること

新型コロナウイルスの感染症が拡大し、「緊急事態宣言」が発出されている。ゴールデンウイークも、自粛期間で終わり、まだ宣言は延長されている。 飲食の場が感染する確率が高いとされ、特に「酒」を飲むことがいけないとされた。酒を飲 Continue reading