H.S 紹介書籍: 杉全美帆子『イラストで読む旧約聖書の物語と絵画』(2019年)、『イラストで読む新約聖書の物語と絵画』(2021年)、ともに河出書房新社 私たちがキリスト教について知ろうとするとき、避けては通れないの Continue reading
カテゴリー: 特集
自分を満たしてくれるものを求めて~ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』より~
てまり寿司 紹介書籍: ミヒャエル・エンデ著、上田真而子/佐藤真理子訳『はてしない物語 上・下』(岩波書店、2000年) ファンタジー小説を読む際に、主人公に自己投影してしまう人は多いだろう。誰もがうらやむ容姿や力、名誉 Continue reading
片岡弥吉『ド・ロ神父 世界遺産 出津の福祉像』片岡弥吉全集別冊
P.Y. 紹介書籍: 片岡弥吉『ド・ロ神父 世界遺産 出津の福祉像』片岡弥吉全集別冊(智書房 2019年) この本は、初め1977年にNHKブックスから『ある明治の福祉像 ド・ロ神父の生涯』として発行されたものです。「ド Continue reading
イエズス会聖三木図書館所蔵 おすすめのキリスト教書10選
イエズス会聖三木図書館スタッフ 特集テーマを受けて、改めて図書館の蔵書の中からなにがおすすめか考えてみました。図書館利用者が本をお探しの場合には、いくつかの質問をしながら最適の本を一緒に探していくのですが、今回は「だれで Continue reading
特集96 私の街のパブリックアート
新しいアート体験のかたち 2020年からの3年ほど続いた外出自粛モードが昨年5月に一段落し、人々が街に繰り出す状況になってすでに1年半。芸術の秋、旅行の秋が再び謳歌されつつあるなか、美術館に限らずに、街中で、そして公共の Continue reading
癒しの泉の物語-茨城県ひたち野うしくのパブリックアート
田口哲郎(つくば教会) JR常磐線のひたち野うしく駅は関東の駅百選に選ばれた、近代的で美しい駅舎をもっています。1998年に開業した新しい駅ですが、前身は万博中央駅でした。1985年につくば市で開催された国際科学技術博覧 Continue reading
池袋モンパルナス回遊美術館2024——まちのどこもが美術館
AMOR編集部 池袋モンパルナスという呼び名をご存じでしょうか。大正の終わり頃から第二次世界大戦の終戦頃(1920年代から1940年代)に池袋周辺に存在したアトリエ村とそこを拠点にした芸術家によってつくられた文化圏の呼称 Continue reading
「池袋モンパルナス」について
AMOR編集部 「池袋モンパルナス回遊美術館」(別稿も参照)という名称にある「池袋モンパルナス」とはなんでしょうか。この名は、小熊秀雄という詩人が名付けています。小熊秀雄の詩に書かれています。 池袋モンパルナス 池袋モン Continue reading
新宿コズミック通りの小さな彫刻たち
鵜飼清(評論家) 人は故郷を想う時どのような光景を瞼に映じるのでしょうか。 あの『故郷』という歌詞にある ♬兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川…… なのでしょうか。 私は東京都新宿区西大久保(現大久保)に生まれて育ちました Continue reading
エリナー・リグビー~~街のアートとの出会い
石井祥裕(上智大学非常勤講師) 今回、街の中のアート、いわゆるパブリックアートということがテーマになって、気づかされ、思いだされた、いくつかの出会いを綴ってみたいと思います。 今、麴町で 上智大学のあるJR Continue reading