『ビルマの竪琴(たてごと)』 から卒業しよう!―日本人に求められるミャンマーの文化と人々への等身大の理解

根本 敬けい(上智大学名誉教授) はじめに ミャンマー(ビルマ)といえば、50代以上の日本人の少なくない人々は、竹山道雄の名作『ビルマの竪琴』を思い出すのではないか。たとえ正確なストーリーは知らなくても、題名くらいは聞い Continue reading


〈法の支配〉を求めて―国軍支配に抗うクーデター下のミャンマー国民

根本 敬(上智大学名誉教授) クーデターから3年半 国際報道の変化は目まぐるしい。昨年10月以降、イスラエルの攻撃で悲惨な状況に陥っているガザに関するニュースが多く流れているが、あれほど報道されたロシアの侵略によるウクラ Continue reading


カトリック東京教区が続けているミャンマー支援~~担当司祭レオ・シューマカ神父に聞く~~

はじめに 日本のカトリック教会の東京大司教区では、長く、ビルマ~ミャンマーへの支援が行われています。それは、2021年2月1日のミャンマー国軍によるクーデター発生後の状況を踏まえて、さらに新たな姿で展開されつつあります。 Continue reading


ミャンマー(ビルマ)の人々を描いた日本映画

中村恵里香(ライター) ミャンマー(ビルマ)といわれ、一番最初に思い出すのは、「ビルマの竪琴」ではないでしょうか。ビルマの竪琴は、1945年夏、敗走する日本軍を描いた名作です。1956年に市川崑監督によって映画化されまし Continue reading