山翔る心 「また会いましょう、あの山の中で」……最近公開されたある映画の締めくくりに告げられる詞です。あることで命を奪われた夫の魂に向かって、遺された妻が語る、復活しての再会を信じ、待ち望み、約束することば。永生への思い Continue reading
カテゴリー: 特集42 山の霊性
山と、聖書と、日本の宗教(AMOR流リサーチ)
「山」に注目する意味 天と地、神と人をつなぐ山 山の霊性を深めた日本の修験道 旧約聖書の山 イエスと山 聖なる都、新しいエルサレム 源泉かつ頂点:現代 Continue reading
他者を内側から知る(1)八ヶ岳・三位一体ベネディクト修道院での経験
矢ヶ崎紘子(AMOR編集部) 2007年、私が国際基督教大学(ICU)の学生であった頃、八ヶ岳にベネディクト会の男子修道院があった。ICUはプロテスタント諸派を中心とする様々なキリスト教徒の共同体であった。この環境は在学 Continue reading
山とわたし
阿部光一(修道士) わたしが山の魅力に取り憑かれたのは、高校生のときです。変わった学校で、1、2年生は夏休み前、登山合宿がありました。1年の時は奥穂高岳、2年ときは蝶ケ岳に登らされました。両方とも険しい上級者の登山です。 Continue reading
つらつらつまみ読み『山の人生』
鵜飼清(評論家) 新聞だったかなにかで柳田国男の『山の人生』という本が、初版刊行から来年(2021年)で95年ということを知った。わたしの持っている岩波文庫版の『山の人生』で調べてみたら、初版は大正15年(1926年)と Continue reading
四つの山頂で
伊藤淳(東京教区司祭) 1982年 入笠山 長野県茅野市の青柳というところにラサール会の山の家があって、若い頃通っていた教会では、毎夏休みにそこで練成会をしていた。大学三年の夏休みも、神父や青年リーダーたちと一緒に、中高 Continue reading
「谷川列車」の思い出
古谷 章 半世紀以上にわたって山登りを趣味として続けてきたが、家から山に行くまでのアプローチの問題について思い出してみたい。 今は山に行くのは車で行くことがほとんどだが、1970年代から80年代初めころまでは「山登りに行 Continue reading
真命山(まことのいのちの山)
フランコ・ソットコルノラ(聖ザベリオ宣教会司祭) 諸宗教対話を目指す祈りの家 「真命山祈りの家・諸宗教対話センター」は、設立当初、熊本県玉名市の古川泰龍(ふるかわ たいりゅう 生没年1920~2000。真言宗の僧侶。死刑 Continue reading