土屋 至 次の二つの祈りを読み比べてみよう。 「神がわたしと共におられ、わたしが歩むこの旅路を守り、食べ物、着る物を与え、無事に父の家に帰らせてくださり、主がわたしの神となられるなら、わたしが記念碑として立てたこの石を神 Continue reading
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特集29 祈りのすがた
「祈り」というテーマ、だれからともなく提案されるとだれもが共感し、書きたいという人、書いてもらいたいとう人の輪があっという間に広がりました。四旬節という季節、そして3・11への思いが一つの共感の源でした。そして、もうひと Continue reading
東日本大震災と祈り
川邨裕明(カトリック芦屋教会主任司祭) 人間の五感のうち、マスコミの媒体で伝えることができるのは視覚情報と音声(聴覚)情報だと思います。嗅覚、触覚、味覚は今のところ伝えることはできなくて、想像するほかないのです。嗅覚、触 Continue reading
キリシタン時代の祈りと識別
デ・ルカ・レンゾ キリシタン時代には、現代と変わらないくらいの信者数がいて、典礼の様々な行事が盛んに行われていました。絶えない戦争や差別などがあって、多くのキリシタンが「イエスの十字架を担う」体験をしました。当時出版され Continue reading
主の祈り? 私の祈り?
石原良明 この話は、半分ジョークみたいなものだと思ってお読みください。 ある時、だいぶ昔の事で誰から聞いたのかも忘れてしまったのですが、この話を教えてくれた人を、仮にAさんとしましょう。Aさんが教えてくれた話なのですが、 Continue reading
マインドフルネスをやってみよう
井手口満(聖パウロ修道会) 1.体験すること 私たちは、体で覚えたことは何年経っても忘れることはありません。例えば、子供の頃に覚えた自転車、泳ぎ、逆上がりなどは、大人になってもその感覚、体験を体が覚えているので何とかでき Continue reading
祈る
鈴木和枝(カトリック三島教会) 「祈る」というと、静かな聖堂でひたすら十字架のイエス様と対話する。そんな時間こそが祈りの時間と考えていた。今も、仕事や日常の雑事でわさわさした頭と心をリセットし、神様が与えてくださった自分 Continue reading
祈られる祈り
柳沼千賀子 祈りというと通常、自分が祈るものと思って考えます。しかし、私にとって今も忘れられないのは、成人洗礼でまだ信者になって間もない頃、ある神父様からの「誰かがあなたのために祈っていますよ」という言葉でした。えっ、誰 Continue reading
私にとっての祈り
ニコラオ(カトリック北見教会Twitter担当) さて、「祈る」……まずは辞書引いてみました。 「よいことが起こるようにと神に願う」……なるほど。 良い事、良い事ねぇ…… 東京から帰ってきた日、焼ききれんばかりに東京での Continue reading
毎朝の祈り
久山倶子 理由があって車通勤をしている。 東京の都心部へ向けて、毎日車を走らせる。 イチョウ並木を通り抜け、246に出るや否やすぐに曲がり、青山霊園に向かう。 この道が一番早いわけではない。 この道を通りたいからだ。 青 Continue reading