齋藤克弘 西ローマ帝国では中央集権制が衰退して通信網が弱体化すると教会も各地で固有の典礼や聖歌が興隆してきました。また、早くから宣教が進んでいたケルト人の居住地域(現在のイギリスやイングランド)でも特有のキリスト教文化や Continue reading

齋藤克弘 西ローマ帝国では中央集権制が衰退して通信網が弱体化すると教会も各地で固有の典礼や聖歌が興隆してきました。また、早くから宣教が進んでいたケルト人の居住地域(現在のイギリスやイングランド)でも特有のキリスト教文化や Continue reading
末森英機(ミュージシャン) わたしはつみびとの頭(かしら)である、とサウロは言う。ぼくはつみの頭(かんむり)と言おう。誇らしげに、しかも声高らかに、叫んでみよう。罪はわたしの冠である。痕跡はしたたり落ちる血である。数えき Continue reading
末森英機(ミュージシャン) あなたはそれを、奇妙な病と呼べるのだろうか。ほかのすべてのものがなくても、やっていけると、みているのだろうか。信仰は全能で、口にあふれる祈りの前に、自然の力もそれを支配する兆しも、すべて萎縮し Continue reading
人間は、日々、言葉というものを使ってコミュニケーションをとっていますが、その言葉というものの使い方は、なかなか難しいものです。たとえば、職場で上司や部下に伝える言葉も、その真意が伝わっていない場面が多々あり、それは人間関 Continue reading
齋藤克弘 教会の中でもグレゴリオ聖歌はグレゴリオ1世教皇の時代、いや、それ以前の昔からローマの教会で歌われてきた聖歌だと考えられていた時代が長くありました。しかし、近年の研究によってグレゴリオ聖歌はかなり複雑な歴史を歩 Continue reading
末森英機(ミュージシャン) 冬眠して、おおいなる春を待ち望むのは、預言者の言葉たち。ひとの暦の上の神の暦。ミルクと蜜が流れる河をつくる約束の地へ、パレスチナへの道には、預言者たちの言葉が敷き詰められている。奴隷に生まれた Continue reading
今年は、宗教改革500年にあたり、ルターに始まるあの運動が盛んに回顧され論じられている。この歴史的反省は、やがては、近代カトリック教会の揺籃といえるトリエント公会議にまで広げられていくであろう。更新された史料状況に基づく Continue reading
末森英機(ミュージシャン) イエズスは思い出のガリラヤで僕を待っておられる。イエズスはイエズスの僕の思うところにあられる。めぐみにつぐめぐみを受けて、僕はまたひとつぶの、よろこびのしずくの種に呼ばれるだろう。立ち止まるこ Continue reading
今から約二千年前、イエス・キリストは人々に「歓びの知らせ」を語った。聖書には「御言葉(みことば)は人となられた」と記されているように、イエス自身が「神の御言葉(メッセージ)そのもの」である。そのイエスが語る喩え話の節々に Continue reading
齋藤克弘 これまで、楽譜の発展について書いてきました。数世紀を経て、楽譜が次第に複雑になっていくと同時に、それはまた、音楽の多様性を表すためのことであることも理解していただけたと思います。今回からは、その楽譜が発明される Continue reading
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