フランツ・イェーガーシュテッター。この人のことを、映画を見る前に知っている人は日本ではほとんどいないでしょう。1907年に生まれ、1943年8月9日、処刑死を遂げた実在の人物。オーストリアの山村の一介の農民であったこのフ Continue reading

フランツ・イェーガーシュテッター。この人のことを、映画を見る前に知っている人は日本ではほとんどいないでしょう。1907年に生まれ、1943年8月9日、処刑死を遂げた実在の人物。オーストリアの山村の一介の農民であったこのフ Continue reading
信仰とはどういうものなのか、言葉で表せといわれても困ることが多々あります。それは人によってその宗教を信仰する立場や考えが違うからかもしれません。その宗教にとって、一生に一度は訪れたい場所もあります。カトリック信者にとって Continue reading
ロマン・ガリという作家の名前を目にしたことはありますか。私は恥ずかしながら名前は知っていても本を読んだことがありませんでした。彼がどんな小説を書いているのか全く分からないまま、ロマン・ガリという人がどんな人物なのか知りた Continue reading
朝のワイドショーを見ていると、老舗のお店にアナウンサーが行き、その仕事をお手伝いするというコーナーをやっていました。そこでは、その店のお宝を拝見し、鑑定人が値段を査定していました。夜になればお宝鑑定番組を結構やっています Continue reading
「人生でなにかはじめようとする時、遅いということはない」といわれたことはありませんか。私はまだ若い頃、もうこんなことをはじめるなんて無理と思っていたときに、ある先輩に言われたことがあります。しかしながら、たとえば中高年に Continue reading
日本映画の中で、もっとも多く扱われているテーマは何だろうと考えると、それは「家族」ではないでしょうか。数年前に話題になった『万引き家族』もテーマは擬似家族でした。以前にご紹介した日本映画の中にも家族を扱ったものは多くあり Continue reading
ナチス・ドイツを描いた映画はこれまでに何本かご紹介してきたと思います。私がこれまで見てきたナチス・ドイツを描いた映画は、ドイツの残虐さや悲惨な運命に翻弄されるものが多かったように思います。ただ、近年そうではない視点のもの Continue reading
出遭いがあれば、別れが来る。日常の生活が弛緩(しかん)したときに、他者の介在によって「当たり前」の真意が問われるときがある。その他者が病であったり、事故であったり、死であったりする。そしてまた、他者が異国からの使者である Continue reading
幼い頃、年を取るということがどんなことかも分からず、大人になることを夢見ていたということはありませんか。ところが、ある年齢になり、何気なく見た地下鉄の窓に映る自分を見てギョッとしたことがあります。もう若くはないことは自覚 Continue reading
日本中を熱狂させたラグビーワールドカップでは、日本が8強入りしたことだけでなく、「one for all all for one」(「一人はみんなの為に、みんなは勝利(目標)の為に」)の精神が強く印象に残りました。これは Continue reading
(...)
(...)
(...)
(...)
(...)