現代は、医療が発展し、死に至る病はほとんどないといわれていますが、2020年中国で見つかったコロナウイルスによって私たち現代人もウイルスによる罹患の恐ろしさを体験しました。そんなことをふと思い出し、流行病に敢然と向かい合 Continue reading
カテゴリー: 映画で発見
『TOUCH/タッチ』
ある年齢になると、自分の人生を振り返り、何かやり残したことはないかと考えるといいます。死は必ずどんな人にもやってきます。死を意識するようになると、人生を振り返るものなのかもしれません。ふと、そんな時私はどうするのだろうか Continue reading
『谷川さん、詩をひとつ作ってください。』
谷川俊太郎氏が11月13日にお亡くなりになりました。谷川さんの映画『谷川さん、詩をひとつ作ってください。』が公開されたのは2014年でしたが、その際に、この映画の監督・杉本信昭さんに『なごやか』という雑誌でインタビューし Continue reading
大きな家
今、子どもの虐待など、親によって子どもが犠牲になるニュースがよく見られます。愛し合った人との愛の結晶である子ども、自分がお腹を痛めた子どもを虐待することがなぜできるのか、私は疑問に思っています。 子どもの頃、私が通う小学 Continue reading
八犬伝
滝沢馬琴という江戸時代の作家の作品「南総里見八犬伝」という作品をご存じでしょうか。50代後半から60代の方なら覚えているでしょうが、1973(昭和48)年4月から1975(昭和50)年3月までNHKで放送された辻村ジュザ Continue reading
シサム
人はなぜ自分と少しでも違うものを排除しようとするのでしょうか。人種の違いや思考の違い、さまざまなところで異なものを排除しようとします。それは昔も今も変わらないことのように思います。そんな疑問がふと浮かぶような映画に出会い Continue reading
ぼくのお日さま
雪が積もる田舎街に暮らす小学6年生のタクヤ(越山敬達)は、すこし吃音(きつおん)があります。タクヤが通う学校の男子は、夏は野球、冬はアイスホッケーの練習にいそがしい。 ある日、苦手なアイスホッケーでケガをしたタクヤは、フ Continue reading
風が吹くとき
オリンピックで盛り上がる中、8月は終戦記念日が近くなると、第2次世界大戦の特集がさまざまに組まれます。そんな今、37年前に公開されたアニメーション「風が吹くとき」の日本語吹き替え版が再上映されています。「オッペンハイマー Continue reading
大いなる不在
介護離職など、介護問題が大きな話題になっている中、親が認知症になるということは、介護する側の子どもたちに大きな負担になります。それは、経験しなければわからないほど、さまざまな問題が日々迫ってくる経験です。そして、次は自分 Continue reading
「方舟にのって〜イエスの方舟45年目の真実」
1980年、若い女性10名が集団で行方不明になったと大きく報道されました。その発端は、メンバーの家族からの報告やマスコミの取材により、「イエスの方舟」がメンバーに対して過激な洗脳や肉体的虐待行っているという疑惑が浮上した Continue reading