前回に続き、マルコ福音書の「感覚性」について、こんなところもあります。子どもたちを祝福する場面です。 「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。 Continue reading
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《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 10:歩行と祭壇が示すもの
歩行と祭壇が示すもの 答五郎……入堂行列のことをもう少し考えたい。直接には司祭と奉仕者が歩いていくが、この歩行の意味にも注目してほしいのだ。 問次郎……どういうことでしょう? 答 Continue reading

《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 9:キリストの衣
キリストの衣 答五郎……さて、入祭の歌とともに、司祭・奉仕者が入堂してきて祭壇に向かっていく。入堂行列だが、この場面で、もう一つ大きな意味をもつ、典礼ならではのことがあるのだが気づいたかな? Continue reading

ペトロのしゅうとめ
イエスは4人の漁師(ペトロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネ)を弟子にしたあとにペトロとアンデレの家に行った。ペトロの姑が熱を出して寝ていたのでイエスはその病を治した。 ペトロに姑がいたということはペトロは結婚していたということ Continue reading

《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 8:入祭の歌は感動
入祭の歌は感動 答五郎……さて、会衆の集まり、入祭の歌、司式司祭と奉仕者の行列がミサの始まりを示すものだが、もう一つ、この瞬間で見られる大きな動きはないだろうか。 問次郎……そうですね~。ああ Continue reading

もうひとつのイエスの系図
前回マタイ福音書冒頭1章1節から17節までのイエスの系図について、そこに出てくる5人の女性について述べた。 イエスの系図についてはもうひとつルカ3章12~38節にもある。読み比べてみるとその違いはすぐにわかる。 マタイの Continue reading

《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 7:会衆が集まると
会衆が集まると 答五郎……さて、いよいよミサが始まる。さっき考えたミサ前の沈黙も大切な意味があるし、その中の一つひとつの準備行為すべてが重要だとはいえね。ミサが始まるときに実際に行われるのは何かな。 &nb Continue reading

《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 6:充実した沈黙
充実した沈黙 問次郎……答五郎さん、こんにちは。あれっ、この大きな赤い本はなんですか? 答五郎……これは『ミサ典礼書』だ。1978年に発行されて、今、日本のカトリック教会で行われているミサのための本だ。式次 Continue reading

《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 5:ミサは教会!?
ミサは教会!? 答五郎……ミサの中身に迫る前に、もう一つ、どうしても、聞いておきたいことがある。2人は「教会」という言葉を聞いて何を思うかな。この前、教会堂と教会をあえて区別して私が言ったのを覚えているね。 Continue reading
マタイ福音書冒頭の「イエスの系図」
福音書の冒頭のマタイの1章はイエスの系図ではじまる。アブラハムからダビデを経てイエスに至るまでの系図である。マタイは、これによってイエスがダビデの家系から出ていることを示し、旧約の預言どおりのメシアであることを証ししよう Continue reading
