縄文時代の 愛と魂~ 私たちの祖先はどのように 生き抜いたか~ 7.子抱き土偶の復元

森裕行(縄文小説家) 約5000年前の八王子市宮田遺跡の土偶は頭部を欠損した土偶であるが、一握りの土塊から復元しさらに欠損した頭部まで復元しようという試みがあった。土偶を通し作者と復元者の対話から縄文人のリアルがあぶり出 Continue reading


生(しょう)の始めに暗く 死の終わりに昏(くら)し

伊藤 一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト)   8月は、死者が身近に感じられる時期です。旧盆には、祖霊が家に帰ります。また、この世に怨念を持った死者が現世に現れる怪談がよく語られます。生死を思うこの時期 Continue reading


新しいミサの賛歌ついて―「ミサの賛歌」の歴史②:グレゴリオ聖歌の味わい

  松橋輝子(東京藝術大学音楽各部教育研究助手、桜美林大学非常勤講師)    2022年11月27日(待降節第一主日)から、新しい「ミサの式次第と奉献文」が実施され、新しいミサの賛歌もまた各教会で歌われ始めてい Continue reading


1.殉教者ジェロニモ・デ・アンジェリス神父を知るまで

千葉悦子(吉祥寺教会所属・キリシタン史研究者) 当サイトに、今年12月予定の「ローマ・シチリア巡礼」を告知させていただきました。 江戸・元和の大殉教400年記念・特別企画 「レンゾ神父と行くローマ・シチリア巡礼9日間」 Continue reading


高野豆腐店の春

尾道と聞いてすぐに思い出すのは、小津安二郎監督の「東京物語」、大林宣彦監督の尾道三部作と言われる映画等々、尾道を舞台にした映画はたくさんあります。あなたはどの作品が好きですか? 私にとって尾道が舞台と聞くとどうしても観た Continue reading


縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか~6.子抱き土偶2/2~その愛と魂~

森 裕行(縄文小説家) 約5000年前に八王子市の宮田遺跡4号住居址の周溝で発掘された「子抱き土偶」。前回は出産直後の母子像ではないかと推定したが、今回は当時の文化状況などを検討し、さらに土偶のリアルに迫ってみる。 6. Continue reading


『エルサレムの歴史と文化――3つの宗教の聖地をめぐる』

『エルサレムの歴史と文化――3つの宗教の聖地をめぐる』浅野和生:著、中公新書、2023年定価:1100円(税込み)   320ページ   エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラームの聖地です。これらの宗教の信 Continue reading