「人生でなにかはじめようとする時、遅いということはない」といわれたことはありませんか。私はまだ若い頃、もうこんなことをはじめるなんて無理と思っていたときに、ある先輩に言われたことがあります。しかしながら、たとえば中高年に Continue reading


「人生でなにかはじめようとする時、遅いということはない」といわれたことはありませんか。私はまだ若い頃、もうこんなことをはじめるなんて無理と思っていたときに、ある先輩に言われたことがあります。しかしながら、たとえば中高年に Continue reading

オラツィオ・ジェンティレスキ『エジプト避難途上の休息』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) この絵の作者、オラツィオ・ジェンティレスキ(Orazio Gentileschi, 生没年1563~1639)はバロック期に活躍 Continue reading

日本映画の中で、もっとも多く扱われているテーマは何だろうと考えると、それは「家族」ではないでしょうか。数年前に話題になった『万引き家族』もテーマは擬似家族でした。以前にご紹介した日本映画の中にも家族を扱ったものは多くあり Continue reading

ナチス・ドイツを描いた映画はこれまでに何本かご紹介してきたと思います。私がこれまで見てきたナチス・ドイツを描いた映画は、ドイツの残虐さや悲惨な運命に翻弄されるものが多かったように思います。ただ、近年そうではない視点のもの Continue reading

出遭いがあれば、別れが来る。日常の生活が弛緩(しかん)したときに、他者の介在によって「当たり前」の真意が問われるときがある。その他者が病であったり、事故であったり、死であったりする。そしてまた、他者が異国からの使者である Continue reading

キリシタン金鍔次兵衛の足跡を追って① ――武士出身の「神出鬼没」神父 金鍔谷編 倉田夏樹(立教大学日本学研究所研究員、 南山宗教文化研究所非常勤研究員) 昨年2019年は、2018年に引き続き、 日本のカトリック関係者に Continue reading

幼い頃、年を取るということがどんなことかも分からず、大人になることを夢見ていたということはありませんか。ところが、ある年齢になり、何気なく見た地下鉄の窓に映る自分を見てギョッとしたことがあります。もう若くはないことは自覚 Continue reading

ラファエロ『玉座の聖母子と五人の聖人』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) 1月1日、神の母聖マリアの祭日によせて、ラファエロの作品を鑑賞しましょう。ラファエロについては第38回で生涯と作風を紹介し、いくつかの代表的な聖 Continue reading

日本中を熱狂させたラグビーワールドカップでは、日本が8強入りしたことだけでなく、「one for all all for one」(「一人はみんなの為に、みんなは勝利(目標)の為に」)の精神が強く印象に残りました。これは Continue reading

フランチェスコ・トレヴィサーニ『裁縫の聖母子』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) この作品の作者はフランチェスコ・トレヴィサーニ(Francesco Trevisani,生没年1656~1746)という17世紀から18 Continue reading
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