伊藤一子(レクレ-ション介護士、絵本セラピスト) 新緑のさわやかな季節となりました。風薫るという季語は、若葉の中を吹き渡るさわやかな風を表しています。夏のはじめの風は、薫風、若葉風、青嵐など様々な名前を持っています。心地 Continue reading
カテゴリー: 歴史・文化
『アケメネス朝ペルシア――史上初の世界帝国』
『アケメネス朝ペルシア――史上初の世界帝国』阿部拓児:著、中公新書、2021年定価:968円(税込み) 280ページ 旧約聖書を読んでいると、古代オリエント史に関する知識が必要な個所が度々登場します。アジア(中東)と Continue reading
クロ・ド・カナ
石川雄一(教会史家) ヨハネ福音書によると、イエス様が最初に現わされた「しるし」はカナの婚宴の場で水をワインに変えた奇跡でした(ヨハ2・1~11)。 ガリラヤのカナで開かれていた婚宴には聖母マリアが招待されており、弟子を Continue reading
それいけ! ゲートボールさくら組
人生100年時代だといわれていますが、生きていくのになかなか困難な時代、さまざまなことを諦めていませんか。もう年だからとか、社会人になったからなど、やりたいこと、夢を持つこと等々、諦めることの多い昨今、諦めることがないよ Continue reading
帰れない山
あなたには心から何でも話せる親友はいますか。そして夢を持っていますか。また、戻りたいとき、戻りたい場所はありますか? 心から何でも話せると共、夢は人にとってとても大事だということと、後悔はどんな人にもあることを気がつかせ Continue reading
縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか〜3.旅する縄文人1/2
森 裕行(縄文小説家) 東京のストーンサークルについて前回お話したが、3500年位前にストーンサークルを作り、700年間くらい宗教祭儀を少なくとも冬至のときに行ったということは確かなようだ。さらに出土した土偶が海を渡った Continue reading
明日も笑顔で
佐藤ひろみ(絵本セラピスト) 大人になって絵本を開くと、子どもの頃とは違う感動を得る瞬間があります。言葉が心に染みたり、絵の美しさに目を奪われたり、人生経験を積んだ今だからこそ、共感できる絵本があります。そんな絵本との Continue reading
『天皇と法王の架け橋 軍服の修道士 山本信次郎』
『天皇と法王の架け橋 軍服の修道士 山本信次郎』皿木喜久:著、産経新聞出版、2019年定価:1890円 264ページ 2023年は、先月AMORで特集した遠藤周作と同じ年に生まれた司馬遼太郎の生誕100周年にあたりま Continue reading
復活祭の音楽
松橋輝子(東京藝術大学音楽学部教育研究助手 桜美林大学非常勤講師) 復活祭の典礼では、イエス・キリストの復活の喜びに満ちた華やかな音楽が鳴り響きます。悔悛の季節として、音楽が制限されていた四旬節とは大きく異なります。 《 Continue reading
縄文時代の愛と魂~私たちの祖先はどのように生き抜いたか〜2.東京のストーンサークル
森 裕行(縄文小説家) 鏡餅が縄文時代の蛇信仰と関わりが深いというお話を前回したが、神奈備型などの山は神山として昔から大切にされていた。有名な神山は三輪山だと思うが、近くの奈良盆地南部の大和三山もそうである。そんな奈良の Continue reading