「明治」と「キリスト教」を知るために――図書紹介

1.明治キリスト教史を一望する驚くべき共同討議……『近代日本とキリスト教 明治篇』 幕末明治期における近代キリスト教の始まりと近代日本の歩みは不可分に結びついているともいわれます。明治維新150年という今年、その問題意識 Continue reading


トピック1 日本近代キリスト教事始め~それは外国人居留地から始まった

今年は、安政条約160 周年のほうが重要 近年、150 年記念が相次いでいます。カトリック教会では、2012年には、カトリック横浜司教区で横浜における最初の教会設立から150 年、2015年には信徒発見150 年、続いて Continue reading


トピック2 キリスト教の「神」が生まれた時代

キリスト教が「神」というのは当たり前 キリスト教は神を信じ、神の子、救い主であるイエス・キリストを信じる宗教ということはよく知られていると思います。この神を「神(かみ)」とすることはもう定着していて、違和感を抱く人が少な Continue reading


釜ヶ崎、こどもの里、そして映画『さとにきたらええやん』

伊藤淳(カトリック清瀬教会主任司祭) 『さとにきたらええやん』は愛おしい映画です。 舞台は大阪市西成区の釜ヶ崎。職を求める日雇い労働者と求人を代行する手配師が、ともに多数集まる「寄せ場」として発展してきた街です。 ドヤ街 Continue reading


スペイン巡礼の道——エル・カミーノを歩く 46

古谷章・古谷雅子 6月5日(月) ビーゴへの遠足、日常への回帰そして締めくくり サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の巨大振り香炉ボタフメイロを吊るすロープは摩擦による摩耗のため定期的に交換されるが、それでも過去に何度 Continue reading


特集16 「家族」「家庭」への新たなまなざし

2018年の歩みが始まっての最初のテーマを「家族」「家庭」としました。そのきっかけとなったのは、2017年11月に東京で開催された「第5回シグニス東アジア会議」です。SIGNISというカトリック教会のメディア活動に関する Continue reading