服部 剛(詩人) 日本人は外国人から見ると無表情に見える、という話を聞いたことがあります。逆に日本人から外国人を見るとYesとNoがはっきりしている、と感じるかもしれません。日本人の心は白か黒かというよりも灰色で、いつも Continue reading

服部 剛(詩人) 日本人は外国人から見ると無表情に見える、という話を聞いたことがあります。逆に日本人から外国人を見るとYesとNoがはっきりしている、と感じるかもしれません。日本人の心は白か黒かというよりも灰色で、いつも Continue reading
グエルチーノ『復活したキリストの聖母への出現』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) イタリアのバロック画家、グエルチーノ(Guercino, 生没年 1591~1666)を紹介したいと思います。ゲーテは「彼の筆の軽妙さ、 Continue reading
書店に行って驚いたのですが、「食」に関する本のコーナーがつくられて、いろいろな種類の書物が並んでいました。それらは健康に関するもので、「食事術」やら「カラダに良い食のレシピ」といった実用的なものがあります。なかには、「腸 Continue reading
3月をとおしてテーマとして浮かび上がってきたのは「食」です。きっかけは、今年の3月がすっかり四旬節に包まれていたことです。四旬節の意味合いの一つとして「断食」があります。キリスト教において「食」を節することへの勧めがどの Continue reading
キリスト教には食べ物に関するタブーがない さまざまな宗教の人々が出会う現代ですから、ある宗教ではあれやこれを食べないという食べ物に関する戒律があることにも少しあります。日本には精進料理という伝統があるので、そのような習慣 Continue reading
宮本 智子(宗教科教員) 縁あって、関西の女子校と共学校の2つの学校に出入りしている。数年のブランクを経ての教卓復帰は、予想以上に難儀なものだった。宗教科なる教科が特別なのではなく、生徒の“今”に寄り添うのはどの分野にお Continue reading
食は私たち人間が生きていくうえで、欠かせないものです。食べものを扱った映画はたくさんありますが、今回ご紹介するのは、「恋するレストラン」。日本では公開されていません。この映画、実はまじめに食を扱った映画ではありません。な Continue reading
土屋至(聖パウロ学園高校「宗教」担当講師) 10年ほど前プノンペンで行われたSIGNISアジア会議で、188人の殉教者が列福されたことや日本には3万人以上の殉教者がいるということを誇らしく報告したときに、フィリピンの神言 Continue reading
ジョット『最後の晩餐』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) ジョット(Giotto di Bondone, 1267頃~1337)の作品に興味があるならば、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂を抜きにしては語れません。礼拝堂の Continue reading
マルコ・マリ・ド・ロ神父という方をご存じでしょうか。フランスのノルマンディ地方の貴族の家に生まれ、大政奉還した翌年の慶応4年に日本にいらっしゃって、その生涯を長崎の外海地方の信徒たちのために捧げた方です。外海地方では愛を Continue reading
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