アート&バイブル 57:オリーブ山でのキリスト(ゲッセマネでの苦悩)

アンドレア・マンテーニャ『オリーブ山でのキリスト(ゲッセマネでの苦悩)』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) これはイタリア・ルネサンス期、パドヴァ派の代表格とされるアンドレア・マンテーニャ(Andrea Mantegn Continue reading


2020年代 ポストパパを生きる―教皇来日後の私たちが目指すべきもの―

飯島裕子(ノンフィクションライター) 編集部から与えられたテーマは「2020年代幕開けにあたって」というものである。しかし2020年は私にとってさして意味がある年には思えなかった。「東京2020」と喧伝され続けたせいか、 Continue reading


「み旨が天に行われるとおり、地にも行われる」ために~~わたしの視点 期待と危惧……

大瀬高司(カルメル修道会司祭) 「〇肉〇食」という四文字熟語の試験あるいはクイズで、回答者が「焼肉定食」(模範解答は「弱肉強食」)と答えたことがある種の感嘆と驚きをもって流布したのはいつのことだっただろうか? 自分が現在 Continue reading


特集39 さまざまな姿の教会を通して

2020年は、教皇フランシスコ来日の余韻の中で始まりました。カトリック教会の最高指導者として紹介された老教皇の姿は、カトリックの人のみならず、すべてのキリスト者、そして日本の人々に深い印象を残していきました。「教会に行っ Continue reading