ベルファスト

一般的に英国(イギリス)と呼ばれている国は、イングランドやスコットランド、ウェールズという大ブリテン島の国と北アイルランドの四ヶ国から成る連合王国で、本作の題名になっているベルファストは北アイルランドの首都です。全体が英 Continue reading


京大 おどろきのウイルス学講義

宮沢孝幸『京大 おどろきのウイルス学講義』藤崎衛訳、PHP新書、2021年。定価:1,023円 224ページ 昨年読んだ本をご紹介します。 新型コロナで大騒ぎしている中、本屋さんで見つけた本。便乗本かと思ったらなんのなん Continue reading


ボブという名の猫2 幸せのギフト

人は一人では生きていくことはできません。自分一人で頑張っているようでも、いつも誰かの手助けがあります。その手助けをしてくれるのは、人間だけではありません。飼っている犬だったり、猫だったり、金魚なんてこともあるかもしれませ Continue reading


こころを開く絵本の世界 14

山本潤子(絵本セラピスト)   めぐるめぐる  家族で山の温泉宿に行きました。朝、窓を開けると深夜に降った雪で山の樹々は粉砂糖をふりかけたように美しく、昨日は勢いよく湯気を上げていた川床は墨を流したような静けさ Continue reading


『聖フィリポ・ネリ 喜びの預言者』

柳沼千賀子著『聖フィリポ・ネリ 喜びの預言者』 ドン・ボスコ社、2010年。定価:800円+税 202頁 「ロヨラの聖イグナチオや聖フランシスコ・ザビエルらと同時代を生きた聖人の魅力にあふれる伝記」 15世紀のイタリアで Continue reading


余白のパンセ 9 微笑みながら咲いている花のように

私が大学を卒業した1975年は戦後最大の不況と言われた年でした。就職したくてもなかなか就職先が見つからないという状況でした。 私は大学の友人が自民党の代議士の秘書をしていて、ときどき議員会館の代議士の部屋に遊びに行ったり Continue reading


こころを開く絵本の世界 13

山本潤子(絵本セラピスト)   アイ・メッセージ  相談業務を続けていると相談者さんの共通点に気が付きます。自分の気持ちを私に話してくれるのですが、私にはよく理解できても、それが相手には届かない、言い合いになっ Continue reading


ギャング・オブ・アメリカ

20世紀のアメリカを舞台にイタリア人移民の家族や愛、信仰といったテーマを見事に扱った『ゴッドファーザー』シリーズは、マフィア映画の金字塔としてだけでなく、人間ドラマの不朽の名作として映画史に刻まれています。そんな『ゴッド Continue reading