暑い夏に食べたい鶏ハムと副菜2品


全国的に暑い日が続いています。暑い日々の中で、火の前に立つのはなるべく避けたいものです。こんなときには、電子レンジをフル活用すれば、時短にもなり、火を使わずに簡単においしい料理できます。今回は、電子レンジ活用で簡単にでき、さまざまにアレンジできる鶏ハムとレンジを使って火を通し、後は混ぜるだけのピーマンの塩昆布和えとただ切って和えるだけのキュウリとトマトのわさび和えの3品をご紹介します。鶏ハムは割合安く手に入るムネ肉を使いました。パサつきが気になるムネ肉も簡単な下処理をすればパサつきはなくなり、しっとりした味わいになります。

鶏ハム

さまざまにアレンジできるのがスーパー等で売っているサラダチキンですが、実は簡単にできます。サラダチキンの作り方をアレンジしたのが、鶏ハムです。ちょっと面倒ですが、くるくる巻けばハムになります。

材料(つくりやすい量)

鶏ムネ肉  1枚
塩     小さじ1
砂糖    小さじ1
下処理用
塩   小さじ1
水   100㎖

 

作り方

1.密閉袋に塩小さじ1と水100㎖と鶏胸肉1枚を入れ、最低でも10分、できれば30分ほど漬けておきます。

2.漬けておいた胸肉は、皮を下にして、厚さが同じになるように観音開きに包丁を入れます。最後に巻くので、厳密にやる必要はありません。

3.皮目の方も少し切れ目を入れておくとできあがりの舌触りがよくなります。

4.両面に塩と砂糖、それぞれ小さじ1をすり込みます。

5.皮目を内側にして、くるくると巻きます。

6.巻いた鶏胸肉を横向きに眺めのラップをかけ、上下に巻いた後、左右をまとめます。

7.次に縦に長めにラップをかけ、くるくると巻きます。

8.キッチンペーパーで包み、もう一度ラップで巻きます。

9.ラップに巻いた肉を電子レンジに入れ、500Wで2分チンします。向きを変えて3回行います。

10.粗熱が取れるまでそのまま置けばできあがりです。

11.食べる時はなるべく薄切りにして粒マスタードなどと食してください。一度に食べきれない時は、サラダや、冷やし中華、うどんなどの具とても使えますので、冷蔵庫に保存すれば、4、5日持ちます。

*今回は、くるくる巻いてハムのようにしましたが、巻かずに耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジでチンをすれば、サラダチキンになります。

*砂糖と塩をすり込む際にミックスハーブを入れればイタリアンになりますし、カレー粉をすり込めばインド風になります。

 

ピーマンの塩昆布和え

ピーマンを千切りにして電子レンジでチンした後に、後は混ぜるだけの一品。できたてでも、冷たくしてもおいしく召し上がれます。

材料(2人分)

ピーマン 3個
ごま油  小さじ1.5
塩昆布  ひとつまみ
いりごま 適量

 

作り方

 

1.ピーマンを縦半分に切り、種を取り、千切りにします。

2.耐熱容器にピーマンを入れ、ごま油小さじ1.5を入れ、全体に絡めます。

3.ふんわりとラップをかけ、電子レンジ500Wで2分30秒チンします。

4.電子レンジから出したら、温かいうちに塩昆布をひとつまみ混ぜ、よく絡んだら、いりごまをかけてお皿に盛り付ければできあがり。

 

キュウリとトマトのわさび和え

ただ切って和えるだけで簡単にできる副菜です。

材料(2人分)

きゅうり    1本
トマト     1個
おろしわさび  小さじ1
オリーブオイル 少々
しょうゆ    大さじ1

 

作り方

1.きゅうりはへたを切り、縦にところどころをピーラーで皮をむきます

。麺棒や木べらなどで、押すようにしてつぶし、手で長さ3~4cmに割り

ます。トマトはへたを取り、一口大に切ります。
2.大きめのボールにおろしわさびとオリーブオイル、しょうゆ大さじ1を

入れて混ぜる。きゅう

り、トマトを加えて混ぜます。仕上げにお好みでいりごまを振ってできあがりです。わが家では冷蔵庫で冷やして食べていますが、できてそのまま食卓に出してもいいですよ。

中村恵里香(ライター)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

12 + 14 =