特集62 2021年 クリスマスに想う~コロナ禍にも出会った、わたしの“福”~


「にもかかわらず」の心で

新型コロナウイルスの感染状況の中で迎える2度目のクリスマス。2021年ははじめから今まで、感染拡大の波と緩和の希望が何度も交錯する一年でした。

このように長引く、未曾有の事態が意味するもの、もたらすものについて、AMORでもたびたび触れてきましたが、今回は、一つ、角度を変えたアプローチにしました。それは、「にもかかわらず」の精神からのすべてを“見つめ直す”試みといえるかもしれません。このパンデミックがなければ、気づかないままだったかもしれない、日常の出来事に含まれる意味の豊かさ、人々と自分の真実のありよう……。こんな制約のもとだからこそ、新たな役立ちを発見したさまざまなツール、そして、新しいかたちでの人との出会いとコミュニケーション。パンデミックがかいまみせた社会や国家の実相、世界と人類の現実への驚きと再認識……これらは、たとえ終息しても忘れることなく、未来に向けての土台としていくべきものでしょう。

年の瀬に、この一年を振り返るとき、今まで知らなかった感動も少なからずあったのではないでしょうか。以前には、目を向けていなかったことに目を向け、気づけてもいなかったことに心を留めるようになりながら。マイナスのことばかりでなく、新しい真実として立ち現れ、わたしたちの心にプラスのことをもたらしてくれた“何か”が、静かに蓄積されているのではないでしょうか。闇に射し込む光、神さまからのプレゼントのように。

そんな出会いや気づき、思いの数々を、今回は、AMORに親しい方々から寄せていただいています。皆さんの中にもきっとあるはずの「ほっこり」体験……それらを思い起こすきっかけにもしていただければ、幸いです。コロナに始まり、コロナで終わりそうなこの一年も、やはり神から神に向かう一年であり、神がともにいてくださった時であることを信じながら……。

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コロナの時代

実は、ありがたい日々でした

神は無きに等しい者をあえて選ばれた

インマヌエルの目

コロナ禍の「恵み」?

コロナ禍で知り得た心の知恵

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