眼差しの向こうにはいつも「地球家族」がある

人と人が結ばれる絆とはなんだろうか。『こんにちわ地球家族―マザー・テレサと国際養子―』(1985年公開)という映画では「家庭」「家族」という視点からそれを見つめています。映画に込められたメッセージを受け止めようと、監督を Continue reading


わたしが選んだ日本の戦争映画10

平和を考えるとき、必ず戦争のことへと頭が向かう。人間が人間らしく穏やかに安らいで暮らしていける平和の日常を、戦争は無残にも破壊してしまう。戦争というものがもたらす残酷で凄惨な現実から目をそむけてはなるまい。戦争とはどのよ Continue reading


戦争と青春 ~高校時代に出会った1冊の本から~

『あゝ同期の桜―かえらざる青春の手記―』(海軍飛行予備学生第十四期会・編 毎日新聞社) ぼくが入学した高校は全寮制の学校だった。月に1回の外泊が楽しみで、家に帰った時は高田馬場にあるソーブン堂で本を買った。1年生のときに Continue reading


雨のち晴れではじまった「遠藤周作文学館」

鵜飼清 ある人の面影を偲びたくて、また訪ねたい場所がある。 それは長崎県の外海町にある遠藤周作文学館なのだが、ある人とは遠藤周作その人ではない。 2000年5月13日に、遠藤周作文学館がオープンした。そのセレモニーに私も Continue reading


『沈黙』はいまの日本を考えさせる

江戸時代の初期に、民(農民や漁民)たちがどのような生活をしていたのか。この映画はリアルに表現している。民の手は汚れ、爪には土が入っている。泥で凸凹になった道を、井上筑後守が歩く足取りがふらついている。スコセッシ監督は、民 Continue reading