ウェブマガジン「AMOR 陽だまりの丘」(以下AMOR)が2016年11月に本格的スタートして、5周年を過ぎ、今や6年目に入っています。企画編集に携わる有志メンバーの間では、これを機会に大きな振り返りを行い、今後に向けての視野を新たにしようと何度も話し合いを重ねています。今回の特集その中から湧き出てきた、メンバーのことばを座談会のレジュメや、それぞれの文章を披露させていただきます。
え、そんな内部話を特集に? たしかに、“たかが”の内部話、楽屋話にすぎないかもしれません。しかし、“されど、なのです。触れられている問題や、ささやかな思案の数々も、じっさいには、はるかに広く、深いものに迫ろうとする試みです。そこには、キリスト教と人々をつなぐメディアはどういうものであったらよいのか、人々にとってキリスト教は面白いものなのか、必要なものなのか、信者である人はどうして、何のために信者なのか、信者と信者でない人とはそんなにスパッと分けられるのか、それらのテーマのために、ウェブマガジンというメディアはどんな役割が果たせるのか……こうした古くも新しい問題がひしめいています。ちょうど2ヶ月前(2021年11月号)の特集61「福音宣教とメディアの新時代~~キリスト教メディアのみなさん 大集合!」に寄せられた文集とも関連する、今回は、いわばその続編です。
それは、手探りの“ことば”の標本といえるかもしれません。の日本という国、社会、文化と“キリスト教的なもの”との間に、厳然と存在するように思われる“深淵”に心を向ける、それぞれの“ことば”には、迷いも反省も期待も提言もあります。「陽だまりの丘」として、続けられてきた恵みを、さらに広げ、深めていくための……。率直なことばの数々、どうぞ、ご笑覧ください。
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信者ではないですが縁あって創刊当時からAMORに関わっている件~創刊5周年の振り返りと展望
提案ですが、キリスト教メディアとか言って、キリスト教の他のメディアとばかり交流しているから、井の中の蛙になってしまって、行き詰まっているのではないか、と思います。
いのフェスに参加するだけでは意味ありません。
他の宗教メディア、仏教メディア、神道メディアからも良き影響を受けてください。
他の伝統宗教(仏教、神道)も同じような悩みを抱えています。
そのような交わりの中から、いろいろなヒントや勇気を頂けるのではないか、と思います。
祈りつつ、考えてみてください。御心のままに。