釜ヶ崎、こどもの里、そして映画『さとにきたらええやん』

伊藤淳(カトリック清瀬教会主任司祭) 『さとにきたらええやん』は愛おしい映画です。 舞台は大阪市西成区の釜ヶ崎。職を求める日雇い労働者と求人を代行する手配師が、ともに多数集まる「寄せ場」として発展してきた街です。 ドヤ街 Continue reading


特集16 「家族」「家庭」への新たなまなざし

2018年の歩みが始まっての最初のテーマを「家族」「家庭」としました。そのきっかけとなったのは、2017年11月に東京で開催された「第5回シグニス東アジア会議」です。SIGNISというカトリック教会のメディア活動に関する Continue reading


聖家族崇敬が生まれた状況

石井祥裕(カトリック東京教区信徒/実践神学者) 「聖家族」という言葉は、カトリック教会では、主の降誕後にある日曜日に祝われる祝日の名前である。その日のミサの集会祈願では、次のように祈られる。「恵み豊かな父よ、あなたは、聖 Continue reading


特集15 救い主を迎える季節~アドベントからクリスマスへ

イルミネーション真っ盛りのクリスマス・シーズン。日本の都会のクリスマス・モードも華やかですが、その祝い方は全世界でさまざまです。日本の中でも教会・教派、地域によってさまざまです。それらのどの慣習やイベントにもそれぞれの地 Continue reading


クリスマス・イン・コンゴ ~喜びを共に分かち合う~

コンスタンチノ・コンニ(淳心会司祭) 今は、街中、あちこちでクリスマスツリーが登場し、イルミネーションも輝いていることでしょう。それは、クリスマスがやってきたなということを気づかせてくれる象徴です。事実、クリスマスは人々 Continue reading


赤いアドベント・クランツ~~チロルでの思い出

石井祥裕(カトリック東京教区信徒/典礼神学者) 今は昔、もう30年近く前のこと、オーストリアはチロル州インスブルックでの留学生活の思い出を掘り出してみますと……。緯度が稚内ぐらいのところにあるインスブルックは、12月とな Continue reading