サン・ジャン・ピエ・ド・ポールへの旅……ソーヴール・カンドウ神父の故郷

井筒 健(カトリック関町教会信徒) 1983年10月から1989年1月まで足かけ6年間、北アフリカのチュニス(旧カルタゴ=ローマと覇権を争ったフェニキア人のカルタゴ帝国の首都)に家族と一緒に駐在した。小学生だった息子と娘 Continue reading


微笑みの天使に勇気づけられて―姉と過ごしたフランスでの1週間―

松橋輝子(桜美林大学非常勤講師、東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程) コロナパンデミックにあって、人々は自由に海外旅行をすることができない。こんな日が来ることをおそらく誰も想像していなかっただろう。今のわたしにとっての Continue reading


父とともに最後にいった長崎の思い出

中村恵里香(ライター) 私の旅好きは父が作ってくれたものなのかもしれません。子どもの頃身体が弱く、しょっちゅう熱を出す私を、長期の休みになると、広島の両親の実家に預けるために寝台列車に乗って連れて行ってくれました。帰りも Continue reading