神の招きは限りなく カトリック教会には、「世界召命祈願日」というものがあります。復活節第4主日にあてられていて、今年は5月3日でした。教会の中では、司祭や修道者への召命をおもに考える伝統がある一方で、現代では、召命の意味 Continue reading
カテゴリー: 特集43 召命とわたし
「突然」に導かれて
山田千鶴(カロンデレットの聖ヨゼフ修道会) 2020年3月28日、コロナ禍の真っ只中、わたしは初誓願を立てた。これまでの信仰の歩みを振り返った時、いくつかの節目があったと思う。今回、その内の3つを分かち合ってみたい。 わ Continue reading
「召命」ってナニ?――神学院の昼下がり
ガブリエル髙田知樹 神学院に入学して1ヶ月がたった、私と同期生との会話。 ミサ、朝の祈り、朝食、午前の授業、昼の祈り、昼食が終わりました。 午後の授業まで少し時間があります。 私「ねえ、今いい? 召命につい Continue reading
わたしとキリスト教
中沢 晶(東京教区信徒) 幼稚園がミッション系で、朗読がうまいからとミサに呼ばれたことがある。その頃は大きくなったら司祭になるのだと思っていた。公立の小学校を出て、やはりミッション系の私立中高に通わせてもらった。司祭には Continue reading
わたしの歩いてきた道
蓮沼(カトリック麹町教会信徒) 大学生の頃、わたしは、生まれて始めてと言ってもよいくらいに、自分の「人生」に思い悩みました。哲学書を読み「答え」を探しましたが、どこにも見付かりませんでした。 どうしたらよいか分からなくな Continue reading
「召命」について
ともえ 召命。 “命を召す”という言葉があまりにも大きくて、難しく考えすぎていた時期がありました。 しかし、“いまこの瞬間”のことを考えてみようと思えたとき、ようやくこの言葉と向き合える気がしてきたのです。 愛である神様 Continue reading
余白のパンセ 1 余白へのまなざし
鵜飼清(評論家) 世の中には、人に気づかれることがなくすばらしい働きをしている人がいます。あの人がいなければまとまらなかったよ、というようなことがあっても、当人は目立つところにはいません。実直に一筋の道を生きている人もい Continue reading
祈りはすごい――「世界召命祈願の日」
伊藤淳(東京教区司祭) 神学生になる直前のことでした。昔手伝っていた教会学校でママさんリーダーをしていた方から、突然電話をいただきました。 「聞いたよ。神学校に行くんだって? よかったよ。嬉しいよ。絶対そうなると信じてた Continue reading
やさしさってなんだろう
あき(カトリック横浜教区信徒) 寄稿を思いついて考えてみたら、受洗してから早や27年になります。 わたしの受洗のきっかけは仕事の先輩からの理不尽な扱いでした。気に食わないと叱られ、会社で靴を投げつけられたりしました。先輩 Continue reading