旧約と福音の関係を探る面白さ 答五郎 こんにちは。さて、主のご降誕も近づくね。この学びもひととおり閉祭まで見たのだけれど、まだまだ十分に扱っていないことがあったような気がするので、補いたいと思ってね。 問次 Continue reading
カテゴリー: 歴史・文化
再会の夏
戦争の傷跡について描かれた映画はたくさんあります。戦場となった土地の傷、戦場となった土地での人々の傷、戦地で戦った人々の傷、目に見える傷だけでなく、心の傷もたくさん描かれています。戦争とはなにか、戦争に行った人々の心に深 Continue reading
アート&バイブル 51:聖母の訪問
ドメニコ・ギルランダイオ『聖母の訪問』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) ドメニコ・ギルランダイオ(Domenico Ghirlandaio, 生没年1449~94)は、ミケランジェロの最初の師匠として知られていますが Continue reading
種をまく人
私たちの心の中にある差別意識は、どこから生まれてくるのでしょうか。どこかに正常な人とそうでない人という判断をしているのではないかとこのたびの教皇来日で深く感じました。そのフランシスコ教皇は、いつも弱きものへの目線を大切に Continue reading
ミサはなかなか面白い92 閉祭の歌の不思議
閉祭の歌の不思議 答五郎 こんにちは。ついこの間、教皇フランシスコが日本にやって来て、長崎、広島、東京でさまざまなイベント、そして長崎と東京でミサがあったね。 問次郎 はい、自分 Continue reading
典礼音楽の転換点 ⑧ ピオ10世の自発教書2
齋藤克弘 さて、この教皇ピオ10世、名前だけは、第二バチカン公会議後に破門された大司教を中心とするメンバーが共同体の名称として用いた「ピオ10世会」で悪い印象を持たれているかもしれませんが、典礼音楽に関しては非常に重要 Continue reading
アート&バイブル 50:『キリストの磔刑』『キリストの生涯と受難の物語』(部分)
ガウデンツィオ・フェラーリ『キリストの磔刑』『キリストの生涯と受難の物語』(部分) 稲川保明(カトリック東京教区司祭) ガウデンツィオ・フェラーリ(Gaudenzio Ferrari, 生没年1475頃~1546)は、ピ Continue reading
ミサはなかなか面白い 91 祝福はすそ野、感謝は頂点
祝福はすそ野、感謝は頂点 答五郎 こんにちは。11月も半ばだね。日本の教会では、あることが行われる時期だけれども、なんだろう? 美沙 教会の11月は「死者の月」とされているので、墓参りでしょ Continue reading
アンドレア・ボチェッリ―奇跡のテノール
オペラに興味がありますか? 私の父は大のオペラ好きで、イタリアオペラの日本公演があると、チケットを入手するために徹夜で並ぶことをいとわないほどでした。なので、子どものころからわが家では、父が書斎に入ると、大音響でオペラを Continue reading
アート&バイブル 49:スープ皿の聖母
コレッジョ『スープ皿の聖母』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) 前回に続き、コレッジョの作品です。これは祭壇画として板に描かれており、アーチ状の縁がついています。そのためわかりにくいと思いますが、聖母は右手にお皿のよう Continue reading