映画の紹介記事を書くようになって、いくつかの国の映画がいつも気になるようになっています。そんな国のひとつがポーランドです。なぜ気になるのかは私自身よく分かっていません。でも、ポーランド映画の歴史を見てみると、アンジェイ・ Continue reading
カテゴリー: 映画で発見
「哲人王」園田映人監督インタビュー1
歴史とは、「勝者」が創り出すものだ。彼らは時折り、眩しすぎるほどの虚飾と、砂のように脆いミステリーを、まるで既成事実でもあるかのように発信したがる。抗えない事実とそれらが複雑に交錯するなか、「敗者」たちの記憶や経験は歴史 Continue reading
さよなら、退屈なレオニー
自分の進路に迷いが生じ、いつも何かにイライラした経験がありませんか。そして、周りの人がすべて嫌になっているにも関わらず、外に出ることも出来ない自分に嫌気がさしているという経験はいかがでしょうか。そんな青春を送っている少女 Continue reading
空母いぶき
かわぐちかいじという漫画家をご存じでしょうか。『ジパング』や『沈黙の艦隊』など話題作を次々に発表している漫画家です。そのかわぐちかいじ氏が現在連載中の漫画『空母いぶき』が実写映画になるというので、どんな映画になるのか興味 Continue reading
「山懐(やまふところ)に抱かれて」
牛たちが伸び伸びと芝の生えた山地を歩いています。 芝をグゥヮッ、グゥヮッと美味しそうに食む音がします。 ここは岩手県下閉伊郡田野畑村にある吉塚牧場です。 牧場主の吉塚公雄さんは、東京農業大学在学中に猶原恭爾(ならはらきょ Continue reading
『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
あなたは、公共図書館と聞いてどんな場所を思い描くでしょうか。私は基本、本は買うものと思っていますが、買うほどではないけれども、ちょっと読んでおきたい本や、必要に迫られてどんな本があるのかまずは探しにいく場所が図書館かと思 Continue reading
幸福なラザロ
ラザロと聞いてすぐに聖書を思い浮かべる人がどのくらいいるのでしょうか。たぶんそういう方は、キリスト教を知り、聖書を読んでいる人ではないでしょうか。聖書の中では、ヨハネによる福音書11章1~44節で描かれた「ラザロの復活」 Continue reading
多十郎殉愛記
中島貞夫という映画監督をご存じでしょうか。一定の年齢以上の方なら、『木枯し紋次郎』シリーズや『極道の妻たち』などの映画をすぐに思い浮かべるのではないでしょうか。その中島監督が20年ぶりにメガホンをとり、時代劇を撮るという Continue reading
12か月の未来図
日本では、教育の改革が叫ばれ、小学校から英語教育が導入され、2020年から大学入試が変わるということが話題になっています。また、教育困難校という言葉もよく聞かれるようになりました。これは日本だけではなく、世界中で問題にな Continue reading
こどもしょくどう
平成から元号が変わろうとしている現代を考えるとき、日本は敗戦からよくここまで豊かな国になったものだと思う。東京オリンピックを中学1年生のときに見ていたぼくは、また東京オリンピックを見られるだろうことを現実のものかと疑うほ Continue reading