憬れは時空を超えて 今回の特集の動機は、いま、とても身近なところから出ています。新型コロナウイルスの感染防止のため、不要不急の外出や移動の自粛が呼びかけられ、もちろん、旅行も制限されているなか、かえって、心の中に回帰する Continue reading
カテゴリー: 特集56 わたしの心に残る旅
老人の「YH利用の長旅」雑記
Hiro(横浜在住) 我が夫婦は共に1951年(昭和26年)生まれの兎年。 爺は60歳までフルタイムロードー。68歳までは週3日ロードー。今はロードー無し。 悠々はつかないけど、100%自適の世界を満喫できる歳になり、夫 Continue reading
俺たちの旅
あき(カトリック横浜教区信徒) 皆さんもいろいろな旅の思い出があることでしょう。そしてそれぞれの旅が心の糧になっていることは間違えないと思います。私もいろいろな旅をしてきたのですが、今日ご紹介するのは40年以上前の旅です Continue reading
ユーラシア大陸 ロマン派の旅
鈴木安夫 あれから半世紀が経った。50年といえども、過ぎてしまえば一瞬である。私の旅は、その一瞬の中のまた一瞬だったが、その中にはたくさんの思い出が凝縮されて詰まっている。 勤めていた会社を辞め、大学の夜間部を中退して、 Continue reading
「旅」に想う
尾越雅子(上智大学神学部研究科博士前期課程) 不要不急の外出と移動が制限されるようになって早くも1年半が経とうとしている。国内の移動も躊躇われ、海外渡航に至っては再開の目処も立たない中、パスポートをパラパラとめくった。最 Continue reading
サン・ジャン・ピエ・ド・ポールへの旅……ソーヴール・カンドウ神父の故郷
井筒 健(カトリック関町教会信徒) 1983年10月から1989年1月まで足かけ6年間、北アフリカのチュニス(旧カルタゴ=ローマと覇権を争ったフェニキア人のカルタゴ帝国の首都)に家族と一緒に駐在した。小学生だった息子と娘 Continue reading
微笑みの天使に勇気づけられて―姉と過ごしたフランスでの1週間―
松橋輝子(桜美林大学非常勤講師、東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程) コロナパンデミックにあって、人々は自由に海外旅行をすることができない。こんな日が来ることをおそらく誰も想像していなかっただろう。今のわたしにとっての Continue reading
父とともに最後にいった長崎の思い出
中村恵里香(ライター) 私の旅好きは父が作ってくれたものなのかもしれません。子どもの頃身体が弱く、しょっちゅう熱を出す私を、長期の休みになると、広島の両親の実家に預けるために寝台列車に乗って連れて行ってくれました。帰りも Continue reading
しなければならない旅
鈴木浩(暮らしの映像社代表) どうしてもしなければならない旅というものが、人それぞれにあるような気がする。50年前のあの旅も私にとってはそうだ。大学卒業後、就職せずに学生時代のバイトで貯めた資金で日本全国を旅した。自転車 Continue reading
引きこもりとスマホいじりの旅
矢ヶ崎紘子(AMOR編集部) 旅には、何かを見聞して帰ってくる旅と、もう帰ってこない旅があるのではないだろうか。昨年から今年(2020~2021年)にかけては、外から見ればほとんど出かけず、「スマホをいじって」ばかりだっ Continue reading