神が語る? キリストが語る? 答五郎……聖書と典礼とのつながりのいちばん特徴的なことは、典礼で聖書が朗読されたり、歌われたりするところにあることは知っているだろうか。その朗読ということの意味なのだが……。 Continue reading
カテゴリー: 歴史・文化
《対話で探求》 ミサはなかなか面白い 21:「ことばの典礼」を始めよう
「ことばの典礼」を始めよう 問次郎……答五郎さん、お久しぶりです。しばらくお休みしてすみません。ミサの開祭について勉強してきて、いっぱい学んだこともあり、ひと息入れさせていただきました。 答五郎……ああ、そ Continue reading
神さまの絵の具箱 7
末森英機(ミュージシャン) あらゆる時、あなた方は、もう十二分にユダをしてきた。過ちに包まれた。許しよりも死を選んできた。あらゆる時代で。この二千年近くを。それでも、あなた方はラザロになれた。除け者にされ、追い出されたの Continue reading
「パトリオット・デイ」
今世界の各地でテロといわれる殺戮が行われています。そんな不穏な状況の中、2013年4月15日に起きたボストンマラソンのテロ事件を扱った映画が公開されることになりました。 この事件、ニュースから流された衝撃的な映像が今もこ Continue reading
神さまの絵の具箱 6
末森英機(ミュージシャン) あなたについて言えば「すべて人は欺く者である」(詩116:11)とあります。つまり〝裁く罪〟と〝悪い良心〟に誰もが満ち満ちている。だから「人の愛は去らねばならず、土に帰らねばならず、彼の思いは Continue reading
デイヴィッド・アルヴァレス著『ヴァティカンのスパイ・ナポレオンからホロコーストまでの諜報活動と陰謀』
教皇のもつ国際政治における働き、影響力、存在感は、カトリック系のメディア以外でも注目の的であることは周知であろう。その外交に不可欠な教皇庁の情報活動を主題とする本書。近代史の知られざる一面に光を投げかけている: デイヴィ Continue reading
スペイン巡礼の道——エル・カミーノを歩く 26
2回目のエル・カミーノを振り返って 古谷章・古谷雅子 <昨年との違い> 昨年(2015年)に続いてのエル・カミーノだったが、昨年と異なることが2つあった。それは今年は歩くのにちょうど良い気候だったことと、昨年に比べて他の Continue reading
神さまの絵の具箱 5
末森英機(ミュージシャン) 「主は与え、主は奪う」(ヨブ1:21) おじき草の葉のように、捨て犬の子はおずおずと身をすぼめた。みなし児は、地球に落ちてきた木の葉になった。床の上に散らばった、ケーキの砂糖衣のような痩せた裸 Continue reading
ローマ法王になる日まで
「激動の時代」という言葉がよく使われる。人はどの時代に生きても、それが「激動の時代」とは言えまいか、とぼくは考えてきた。日本の戦後社会を豊かさのなかで生きてきたぼくの、それが「激動の時代」いう表現への抵抗でもあった。しか Continue reading
スペイン巡礼の道——エル・カミーノを歩く 25
古谷章・古谷雅子 9月26日(月)第12日目 晴 <行程15.0km/累計292km> カルデニュエラ・リオピコ~ブルゴス いよいよ最後のブルゴス到着の日だ。朝食を食べられるはずの7時に階下のバルに行ったがまだ開いておら Continue reading