ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、早半年が過ぎました。遠い日本にいて、私たちに何ができるのか、何もできない自分になんともいえない気持ちにさせられる毎日です。ウクライナは、祖国を守るためとはいえ、なぜあそこまで戦うこと Continue reading
カテゴリー: 映画で発見
プアン/友だちと呼ばせて
友だちは一生の宝と言います。あなたには本当の友だちといえる人は何人いますか。本当の友だちとは何か、生きるとは何かを考えさせられる映画に出会いました。 ニューヨークでバーを経営するボス(トー・タナポップ)のもとに、真夜中1 Continue reading
ゆめパのじかん
こどもの頃、なぜ毎日学校へ行って、決まった時間に決まったことをしなければならないのかと思ったことはありませんか? やらなければならないことをやるのは当たり前と親から教え込まれたような気がするのは、私だけでしょうか。そんな Continue reading
「当たり前」の世界の滞在者――『コンプリシティ 優しい共犯』を観て
矢ヶ崎紘子(AMOR編集部) 映画は恐ろしい力を持っていて、傍観者のつもりでも、知らず知らず「この人は私だ」と錯覚してしまう。本作を観ると、チェン・リャンとリュウ・ウェイという二つの名前をもつ主人公は私自身ではないかと Continue reading
PLAN 75
世界でも最も少子高齢化が進んでいる日本で、少子化の問題と高齢化社会の問題がさまざまな形で議論されています。そんな中で、高齢者問題に一石を投じる映画「PLAN 75」がまもなく公開されます。 少子高齢化が一層進んだ近い将来 Continue reading
緑はよみがえる
教皇フランシスコが『ラウダート・シ』(2015)などで表明してきた環境への眼差しは、教会の環境意識を一変させる歴史的な業績と言えるでしょう。教会に関係のない一般の人々の間でも、SDGsに代表される環境意識が広がり、環境問 Continue reading
エリザベス 女王陛下の微笑み
今日はイギリスの映画監督ロジャー・ミッシェルの映画「エリザベス 女王陛下の微笑み」をご紹介します。 ジュリア・ロバーツ と ヒュー・グラントが主演したロマンティック・コメディ「ノッティングヒルの恋人」(1999年)など数 Continue reading
チェルノブイリ1986
ロシアがウクライナ侵攻を始めた時に、ロシア軍がチェルノブイリ原発を占拠したというニュースが流れました。廃炉作業を進めているはずのチェルノブイリ原発を選挙してロシアは何をしたいのだろうと感じたのはわたしだけではないと思いま Continue reading
マイスモールランド
名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人の女性、ウィシュマ・サンダマリさんが体調不良を訴えて、2021年3月に亡くなった事件によって出入国管理局のことや難民といわれる人たちに注目が集まりました。日本は在日外国人 Continue reading
シャンタル・アケルマン映画祭より『わたし、あなた、彼、彼女』
皆様はベルギーと聞いて何を連想されますか? ワッフルやチョコといった甘味でしょうか、それともビールやムール貝といった独自の酒文化でしょうか。食文化の他にもベルギーは豊かな芸術文化の歴史があります。歴史的にはフランドルと呼 Continue reading