山田真人 前回の記事では、生徒たちの学びが「自分ごと―あなたごと―社会ごと」という形で、1人称から3人称に変わっていく進化について触れました。その段階を経るごとに複数形となり、人数を増やしていくことで、他者を巻き込み自分 Continue reading
投稿者: natsuki
とこしえの喜び イザヤ書61章7節
佐藤真理子 あなたがたは、さきに受けた恥にかえて二倍の賜物を受け、はずかしめにかえて、その嗣業を得て楽しむ。それゆえ、あなたがたはその地にあって、二倍の賜物を獲、とこしえの喜びを得る。 (イザヤ61章7節) Continue reading
特集88 “イスラエル”から考える
深く異なる歴史世界への近づき 2023年10月から、世界の人々の心を痛める出来事が一つ増えています。イスラエルとハマスとの抗争、ガザ地区へのイスラエルの攻撃の激化です。一般住民が、とくに子どもたちが多く、その中で命を奪わ Continue reading
イスラエル体験記
岡野日和(上智大学神学部学生) 聖書を読み進めていくと、ベツレヘム、ナザレ、カファルナウムなど、数多くの地名と出会います。神学の学びを深めていくにつれ、実際に聖書の地を訪れたいという気持ちもどんどん募っていきます。そんな Continue reading
ガザ学派
石川雄一(教会史家) 現在、ガザという地域は戦争やテロ、難民といった負のイメージと結びつけられて語られることが多いです。そんなガザですが、古代末期から中世初期にかけては、地中海における学問の中心地の一つとみなされていたの Continue reading
イスラエル史(パレスチナ史)
石川雄一(教会史家) 歴史上、パレスチナは様々な勢力の係争地となってきました。特に、ユダヤ教、キリスト教、イスラームの聖地イェルサレムは、様々な思惑が入り混じった複雑な歴史をたどってきました。今回は、そんなパレスチナの地 Continue reading
天国にちがいない
中村恵里香(ライター) エリア・スレイマンという映画監督をご存じでしょうか。イスラエルのナザレ出身で、キリスト教徒のパレスチナ人の映画監督です。この監督は、現代のチャップリンと称される名匠といわれていますが、私は全く知り Continue reading
ドキュメンタリー・レポート~~ガザへの視角
石井祥裕(AMOR編集部) 2023年10月からのイスラエルとガザを実効支配するイスラム過激派組織ハマスとの武力抗争に関連して報道番組のほかに、とりわけNHKで関連ドキュメンタリー番組の再放送や新放送が相次いでいます。新 Continue reading
共感――置き忘れてきたもの
遠藤格 ※ 英語で読みたい方はこちらからどうぞ。 ※ 2024年2月21日追記:「置き忘れた共感」より改題し、一部内容を改訂しました。 1.はじめに 聖地で怒りと恐怖に焚きつけられる際繰り返される暴力と破壊 Continue reading
Doing Charity by Doing Business(9)
山田真人 前回の記事では、光塩女子学院の学習過程を例に挙げ、特別活動の中でNPOとともに支援国について知り、それに自分たちが主体的に取り組めるようになっていくプロセスを紹介しました。チャリティ精神を育むためには、まず既に Continue reading