釜ヶ崎、こどもの里、そして映画『さとにきたらええやん』

伊藤淳(カトリック清瀬教会主任司祭) 『さとにきたらええやん』は愛おしい映画です。 舞台は大阪市西成区の釜ヶ崎。職を求める日雇い労働者と求人を代行する手配師が、ともに多数集まる「寄せ場」として発展してきた街です。 ドヤ街 Continue reading


スペイン巡礼の道——エル・カミーノを歩く 46

古谷章・古谷雅子 6月5日(月) ビーゴへの遠足、日常への回帰そして締めくくり サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の巨大振り香炉ボタフメイロを吊るすロープは摩擦による摩耗のため定期的に交換されるが、それでも過去に何度 Continue reading


特集16 「家族」「家庭」への新たなまなざし

2018年の歩みが始まっての最初のテーマを「家族」「家庭」としました。そのきっかけとなったのは、2017年11月に東京で開催された「第5回シグニス東アジア会議」です。SIGNISというカトリック教会のメディア活動に関する Continue reading


聖家族崇敬が生まれた状況

石井祥裕(カトリック東京教区信徒/実践神学者) 「聖家族」という言葉は、カトリック教会では、主の降誕後にある日曜日に祝われる祝日の名前である。その日のミサの集会祈願では、次のように祈られる。「恵み豊かな父よ、あなたは、聖 Continue reading


スペイン巡礼の道——エル・カミーノを歩く 45

古谷章・古谷雅子 6月4日(日) サンティアゴ市内見物 2015年と2016年の旅では、エル・カミーノ歩きと、それ以外の活動との組み合わせで最初から欲張りな日程を決めていた。2015年はピレネー山脈での登山や渓谷歩き、ト Continue reading


「えきゅぷろ!」はどう作られるのか? 実行委員カトリック代表が抱く、想いと展望

宗教改革500周年を迎えた2017年。教会が対立から対話への大きな足跡を残しつつある中、日本でもそれを象徴するイベントが数多く開催された。中でも「えきゅぷろ!」は次代の諸教派を担う青年たちが活躍したことで大いに注目された Continue reading


スペイン巡礼の道——エル・カミーノを歩く 44

古谷章・古谷雅子 6月3日(土) フィステーラやムシアへの遠足 宿題の三つ目は、新大陸発見前までは「陸の果てるところ」と思われていた岬へ行くことだった。NPO法人日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会著『聖地サンティアゴ巡 Continue reading