3月をとおしてテーマとして浮かび上がってきたのは「食」です。きっかけは、今年の3月がすっかり四旬節に包まれていたことです。四旬節の意味合いの一つとして「断食」があります。キリスト教において「食」を節することへの勧めがどの Continue reading

3月をとおしてテーマとして浮かび上がってきたのは「食」です。きっかけは、今年の3月がすっかり四旬節に包まれていたことです。四旬節の意味合いの一つとして「断食」があります。キリスト教において「食」を節することへの勧めがどの Continue reading
キリスト教には食べ物に関するタブーがない さまざまな宗教の人々が出会う現代ですから、ある宗教ではあれやこれを食べないという食べ物に関する戒律があることにも少しあります。日本には精進料理という伝統があるので、そのような習慣 Continue reading
宮本 智子(宗教科教員) 縁あって、関西の女子校と共学校の2つの学校に出入りしている。数年のブランクを経ての教卓復帰は、予想以上に難儀なものだった。宗教科なる教科が特別なのではなく、生徒の“今”に寄り添うのはどの分野にお Continue reading
食は私たち人間が生きていくうえで、欠かせないものです。食べものを扱った映画はたくさんありますが、今回ご紹介するのは、「恋するレストラン」。日本では公開されていません。この映画、実はまじめに食を扱った映画ではありません。な Continue reading
土屋至(聖パウロ学園高校「宗教」担当講師) 10年ほど前プノンペンで行われたSIGNISアジア会議で、188人の殉教者が列福されたことや日本には3万人以上の殉教者がいるということを誇らしく報告したときに、フィリピンの神言 Continue reading
ジョット『最後の晩餐』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) ジョット(Giotto di Bondone, 1267頃~1337)の作品に興味があるならば、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂を抜きにしては語れません。礼拝堂の Continue reading
マルコ・マリ・ド・ロ神父という方をご存じでしょうか。フランスのノルマンディ地方の貴族の家に生まれ、大政奉還した翌年の慶応4年に日本にいらっしゃって、その生涯を長崎の外海地方の信徒たちのために捧げた方です。外海地方では愛を Continue reading
服部 剛(詩人) 『深い河』の中で描かれるインドの旅も、いよいよ登場人物たちがガンジス河と出逢う場面に入っていきます。 私たちはたいてい、朝起きて、いつもの道を駅へと歩き、時間通りの電車に乗り、日中は働き、日が暮れた後、 Continue reading
ロレンツォ・ロット『聖カタリナの神秘の結婚』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) ロレンツォ・ロット(生没年1480頃~1556)はベネツィアに生まれました。家族や友人、弟子も持たず、イタリア各地を放浪しました。存命中は Continue reading
AMOR2月の特集テーマは、「明治とキリスト教〈その1〉」です。 今年は明治維新150周年にあたり、NHK大河ドラマ『西郷どん』をはじめさまざまな企画がメディアを賑わせています。現在の日本人の意識、感覚、精神性とキリスト Continue reading
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