「死者はいつも一人」……平成最後となった終戦の日が過ぎました。この季節、日本本土への全国的空襲、沖縄戦、広島・長崎への原爆投下と多くの民間人が犠牲となった戦争末期の記憶が再三物語られるときでもあります。しかし、日本が加害 Continue reading

「死者はいつも一人」……平成最後となった終戦の日が過ぎました。この季節、日本本土への全国的空襲、沖縄戦、広島・長崎への原爆投下と多くの民間人が犠牲となった戦争末期の記憶が再三物語られるときでもあります。しかし、日本が加害 Continue reading
私は大学時代日本文学を専攻し、専門は近世でしたが、近代文学の授業も当然のように取っていたので、女流文学が特に気になって勉強していました。その中で、あまり好きではない歌人の一人として与謝野晶子がいました。 与謝野晶子の人生 Continue reading
私が栗原貞子という詩人を知ったのは、小学校高学年の頃だったと思います。夏休みに入ると、夜行寝台列車に乗せられ、広島に行き、1カ月半両親の故郷広島で過ごすことが当たり前になっていた頃のことでした。父方の祖母は、詩や和歌、俳 Continue reading
映画監督の黒澤明は、戦争を直接題材にした映画を遺していない。『トラ・トラ・トラ』(日米合作映画)で、真珠湾攻撃をめぐる日米両国の動きを題材にした映画に取り組んだが、撮影中に監督を解任される。強度のノイローゼが原因と言われ Continue reading
アンニーバレ・カラッチ『聖母被昇天』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) 今回は、イタリアの画家、版画家であるアンニーバレ・カラッチ(Annibale Carracci, 生没年1560~1609)の『聖母被昇天』を鑑賞 Continue reading
【素朴な質問3】 「日本が開国して、外国人居留地が生まれた町から近代キリスト教の宣教が始まったことは知っていますが、それ以前、すでに琉球に宣教師が来ていたのですね。倉田夏樹さんの記事にも名前の出ているカトリック宣教師フォ Continue reading
2018年は明治維新から150年の節目にあたり、AMORでも「明治とキリスト教〈その1〉」という特集を組みました。その一つに「マルコ・マリ・ド・ロ神父を描いた本」という記事がありますが、そのド・ロ神父が来日したのも今から Continue reading
ムリーリョ『放蕩息子の帰還』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) 今回は「アート&バイブル15」でも紹介したムリーリョの描く『放蕩息子の帰還』です。彼の生涯や、その画風の変遷については、その回を参照していただくとして、こ Continue reading
ニコラオ(カトリック北見教会公式ツイッター担当者) アレルヤーーーーー! ニコラオ@北見教会です。 前回の記事で「地方教会のSNS伝道」という未開拓の荒野に飛び出した馴れ初めを紹介しました。興味をもっていただけたのであれ Continue reading
竹内修一(上智大学キリスト教文化研究所所長、イエズス会司祭) 潜伏キリシタンが、4回にわたって検挙された――いわゆる、浦上崩れである。しかし、一番から三番における崩れと四番におけるそれとの間には、本質的な違いがある。すな Continue reading
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