山田真人 前回は、慈善事業の取り組みが単なる自己完結の活動ではなく、他者に向けて広がっていくための実践の土台が、イエスを基準とした識別にあることを考えてきました。その中で、ボランティアの持つ他者性を考察しました。今回は、 Continue reading

山田真人 前回は、慈善事業の取り組みが単なる自己完結の活動ではなく、他者に向けて広がっていくための実践の土台が、イエスを基準とした識別にあることを考えてきました。その中で、ボランティアの持つ他者性を考察しました。今回は、 Continue reading
山田真人 前回は、チャリティとフィランソロピーの違いを考えることで、真に慈善を実施することの難しさと同時に、イエス・キリストを識別の基準にすることで、一つの識別の契機となることに触れました。今回の記事ではイエス像が史的イ Continue reading
佐藤真理子 あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。 (マタイによる福音書18章22節) 8月になると、祖母からよく聞いている戦争体験の話を思い出します。 祖母が子供の頃のことです。空襲 Continue reading
時を貫く呼びかけに 広島・長崎への原爆投下、多くの方の犠牲の出来事から79年を迎えている2024年8月。この出来事を巡る思いの「今」をことばにする特集です。 あの出来事から79年、直接の体験を持っている方々の年齢は高じて Continue reading
鈴木浩 テレビに映るガザの子どもたちの傷ついた姿。心が痛くなる。毎日のように報道されるガザの惨状に「どうしてこんなことを!」と思う。そんな折り、一冊の本に出合った。元イスラエル兵士ダニー・ネフセタイさんの『どうして戦争し Continue reading
ひでか(大学院生) 皆さんは永井隆という人物をご存知でしょうか。長崎の原爆で被爆した博士としてご存じの方もいらっしゃるかもしれません。しかし私は大学の授業で学ぶまで永井隆について深く知る機会はありませんでした。また彼はキ Continue reading
中野春香(純心聖母会) 私の祖父母は90歳近くなり、いよいよ足も弱ってきた。小学生の頃、戦争について祖父母に聞いてみたことがある。当時まだ5、6歳だった祖母は、疎開先の広島の田舎から原爆の光を見て、「大きな花火みたい」だ Continue reading
被爆地広島では8月6日、原爆が投下された8時15分から広島平和公園で、広島平和記念日として式典が行われています。その中で被曝50周年を迎えた1995年から子どもたちによる「平和の誓い」が読まれています。広島の子どもならで Continue reading
「日本カトリック平和旬間」というものがあります。広島の原爆の日、長崎の原爆の日、そして終戦記念日という三つの日を軸に構成される期間で、被爆地の広島、長崎をはじめ全国の教会で、原爆、戦争と平和についての学びと祈り、そして交 Continue reading
中村恵里香(ライター) オッペンハイマー 第96回アカデミー賞の13部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演男優賞など、7部門で受賞を果たした「オッペンハイマー」をご覧になったでしょうか。1945年8月、日本に落とされ Continue reading
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