倉田夏樹 坂口安吾に『イノチガケ』という小説がある。戦中の1940年、安吾が最初に書いた歴史小説で、「ゼスス会のフランシスコ・ザビエル」と彼に憧れたヨワン・シローテ(シドッチ)を中心に扱った作品だ。慢性的な神経衰弱に苦し Continue reading

倉田夏樹 坂口安吾に『イノチガケ』という小説がある。戦中の1940年、安吾が最初に書いた歴史小説で、「ゼスス会のフランシスコ・ザビエル」と彼に憧れたヨワン・シローテ(シドッチ)を中心に扱った作品だ。慢性的な神経衰弱に苦し Continue reading
ガウデンツィオ・フェラーリ『キリストの磔刑』『キリストの生涯と受難の物語』(部分) 稲川保明(カトリック東京教区司祭) ガウデンツィオ・フェラーリ(Gaudenzio Ferrari, 生没年1475頃~1546)は、ピ Continue reading
いよいよ教皇フランシスコが来日します。この訪問を待つ間、たびたび38年前のヨハネ・パウロ2世来日の記憶が語られています。初めての来日としての、あの驚きと喜びと関心の高かったことも。あの1981年からは少し相貌を変えた世界 Continue reading
井手口 満(聖パウロ修道会 ブラザー) 私たち日本の教会は、ここ数年の間教皇フランシスコの来日を夢見てきました。そして、それがようやく現実となり11月23日に来日されます。広告代理店電通とカトリック中央協議会が中心となり Continue reading
土屋至 私は1979年にローマで開かれたCLC(Christian Life Community)世界大会 Rome’79 に日本の代表として参加した。世界の45カ国から100名以上の参加者による国際会議であった。 この Continue reading
大瀬高司(カルメル修道会司祭) 間もなく教皇フランシスコが来日される。報道ベースで今回の来日実現までをなぞってみると、2018年9月12日、教皇は日本からの面会者たちに対して「来年、日本を訪問する意向がある」と表明。同年 Continue reading
教皇を描いた映画は多数ありますが、今回編集部で調べたものを「ドキュメンタリー映画」「教皇の足跡を事実に基づいて描いたもの」「実在の事件をもとに教皇庁を中心にして描いたもの」「教皇と教皇庁を中心にしたフィクション」というカ Continue reading
枝川葉子・町田雅昭 『カロル』を翻訳するまで そもそもピタウ先生が語る会で、英語で出来ている『カロル』を観たり、DVDを持っている人がいて、すばらしいと話題になっていました。そのうちに習志野教会の英語ができる信徒のグルー Continue reading
Maria. M. A 初めて聖書の言葉と出会ったのは、12歳。中学受験の集団面接の時だった。4人の他の受験生と一緒に小さな部屋に入ると、山上の説教の一節が読まれ、どう感じたかを小さな紙に書き、ひとりずつ順番に発表した。 Continue reading
コレッジョ『スープ皿の聖母』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) 前回に続き、コレッジョの作品です。これは祭壇画として板に描かれており、アーチ状の縁がついています。そのためわかりにくいと思いますが、聖母は右手にお皿のよう Continue reading
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