『人間の本性』丹羽宇一郎:著、幻冬舎、2019年。定価:880円 181ページ 先日、近所の本屋で「人間の本性」(丹羽宇一郎)(幻冬舎新書)を手に取りました。 わたしは「人間とはどういう生物なのだろうか」ということに興味 Continue reading
投稿者: erika
チェルノブイリ1986
ロシアがウクライナ侵攻を始めた時に、ロシア軍がチェルノブイリ原発を占拠したというニュースが流れました。廃炉作業を進めているはずのチェルノブイリ原発を選挙してロシアは何をしたいのだろうと感じたのはわたしだけではないと思いま Continue reading
第4章 水、油、炎 Water, Oil, Flame
本連載は、イエズス会のグレゴリー・ボイル(Gregory Boyle)神父(1954年生まれ)が、1988年にロサンゼルスにて創設し、現在も活動中のストリートギャング出身の若者向け更生・リハビリ支援団体「ホームボーイ産業 Continue reading
LGBTをとおして「神の愛」を知る
『LGBTとキリスト教 20人のストーリー』 日本キリスト教団出版局、2022年 定価:2200円 238ページ 3月25日に日本キリスト教団出版局より『LGBTとキリスト教 20人のストーリー』という書籍が刊行されま Continue reading
マイスモールランド
名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人の女性、ウィシュマ・サンダマリさんが体調不良を訴えて、2021年3月に亡くなった事件によって出入国管理局のことや難民といわれる人たちに注目が集まりました。日本は在日外国人 Continue reading
余白のパンセ 11 われ思うパスカルありと
井上洋治神父は1950(昭和25)年に東京大学で森有正さんの講義に出席していた関係からパスカルを卒論に選びました。 「ヨーロッパ近代が誕生していく17世紀の初めに生まれ、自然科学にこの上ない関心を示したパスカルは、僅か1 Continue reading
シャンタル・アケルマン映画祭より『わたし、あなた、彼、彼女』
皆様はベルギーと聞いて何を連想されますか? ワッフルやチョコといった甘味でしょうか、それともビールやムール貝といった独自の酒文化でしょうか。食文化の他にもベルギーは豊かな芸術文化の歴史があります。歴史的にはフランドルと呼 Continue reading
ALLYアライになりたい~わたしが出会ったLGBTQ+の人たち
『ALLYアライになりたい~わたしが出会ったLGBTQ+の人たち』 小島あゆみ、かもがわ出版、2021年。定価:1600円+税 186ページ 「ALLYアライ」という言葉を知っていますか。アライとは、性的マイノリティ(少 Continue reading
オードリー・ヘプバーン
今日はヘレナ・コーン監督の映画「オードリー・ヘプバーン」をご紹介します。 オードリーと言えば、「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」などの数多くの作品に登場し、そのきらきらした目の優しい笑顔と気品のある仕草はあっという Continue reading
「あなたにとって祈りとは」原稿募集
私たち日本人は、祈る人だという人がいます。私たちキリスト者は、日々祈りを捧げますが、日本人は神社でも、お寺でも頭を下げ、祈ります。その祈りに違いはあるのでしょうか。キリスト教の祈りについては、「お父さんとの会話のようなも Continue reading