映画『神の島』を制作した谷口広樹さんにお話をお聞きしました ④

 聞き手:鵜飼清(評論家) 主題歌の『長雨きりゃがり』に込めた思い うかい:誠一君は船の職工になるわけですが、勲さんの霊は彼の残した手記を見つけ出します。そこで音楽が流れますね。それがNHKの『こころの時代』にかかってい Continue reading


映画『神の島』を制作した谷口広樹さんにお話をお聞きしました ③

 聞き手:鵜飼清(評論家) 戦没者を慰霊する場所はどこか うかい:このインタビューの最後でもまた触れたい部分なんですが、「霊」ということの意味です。日本の当時の「国体」という天皇制の下では、現人神の天皇が存在するわけです Continue reading


宝島

終戦後80年を迎えた今年は、戦争をテーマにした映画が多く、今年ならではではないかと思うのですが、その中でも沖縄を舞台にした作品が多いのも目立ちます。その沖縄を舞台にした映画の紹介についてはまたの機会に譲るとして、今回ご紹 Continue reading


映画『神の島』を制作した谷口広樹さんにお話をお聞きしました ②

 聞き手:鵜飼清(評論家) 映画『ジョニーは戦場に行った』から発想した うかい:映画にしようとして『神の島』という映画作りに入るわけですが、物語は一人の戦没者の魂というか霊がこの島に辿り着いて生前の姿を取り戻すということ Continue reading


映画『神の島』を制作した谷口広樹さんにお話をお聞きしました ①

 聞き手:鵜飼清(評論家) 戦争で死んだ人たちの魂の慰霊として描きたかった 太平洋戦争時、ポートモレスビー作戦に参加し、戦死した小山勲の魂は闇の中をさ迷っていた。 ある日、勲は「神の島」と呼ばれる島に流れ着き、そこで肉体 Continue reading


縄文時代のイキイキ生活⑫ 神像筒形土器を追って~夏の縄文旅行~

 森 裕行(縄文小説家) ある経験を境に人生が変わるということがあるようだ。意識できる経験もあるが、その時は気づかなくても後ではっとする無意識の経験がきっかけにも。 縄文人は日の出や日の入といった昼と夜の境目、冬至や夏至 Continue reading


第1回「DVをうけた人のための やすらぎ礼拝」

【日時】2025年9月28日(日)15:30~16:30 【会場】日本キリスト教団 東美教会(東京・吉祥寺) 【司式】陣内大蔵牧師 【メッセージ】増田琴牧師(日本キリスト教団 経堂緑ケ丘教会) 【主催】ひだやす実行委員会 Continue reading


いまを生きることへの問いかけ

長崎という地に魅了されたという日向寺太郎監督が、長崎の街を舞台にメガフォンをとった『爆心-長崎の空』が2013年7月に公開されました。娘を亡く した母親と母親を亡くした娘が、死という現実を見つめながら新たに生きる道を探し Continue reading