イースターの思い出

中村友希子 私にとって復活祭といえば、教会の庭で卵を見つけたときの高揚感を思い出す。と言うと不信心に思えて気恥ずかしくもあるが、そういう楽しみがあったから、子供でも聖週間の典礼に参加できていたと思う。 私の地元の教会では Continue reading


父と僕の終わらない歌

父と息子の関係は、娘にはわからない壁があるのかなと思うことがあります。そんなことをふと思い出す映画に出会いました。今回ご紹介する作品は、寺尾聰が18年ぶりに主演するもので、音楽と内容のバランスがとてもすてきな作品です。 Continue reading


サワラの唐揚げと自家製厚揚げと翡翠ナス

魚篇に春と書くサワラはまさに今が旬の魚です。サワラの唐揚げと自家製厚揚げ、それに翡翠ナスをあわせてみました。   サワラの唐揚げ クセのない白身魚の鰆は、いろいろな調理法ができますが、魚ならではのふんわりとした Continue reading


余白のパンセ21 「風の家」さんぽ3 

  フランシスコ教皇のお墓にたむけられた白い薔薇から想うこと フランシスコ教皇が亡くなられて、パパさまの大理石のお墓に白い薔薇がたむけられたのを知りました。 一輪の白い薔薇は、幼子のイエスの聖テレジアとの繋がり Continue reading


『パディントン 消えた黄金郷の秘密』

世界最も有名なクマといったらなにを思い出しますか? くまのプーさんという人も、パンダという人もいるでしょう。では、映画で最も有名なクマといえば、なんといってもパディントンと思いませんか。第1作、第2作を見逃した私は、ぜひ Continue reading


「リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界」

戦争の記憶は当事者だけでなく、子々孫々まで伝えるべきものだと私は思っています。日本人は戦争の記憶を子どもや孫にまできちんと本当に伝えられているのだろうかと思うことが多くあります。安易に自分の思い通りにならないからといって Continue reading


エビニラの水餃子と青椒肉絲、干しエビの中華粥

中華料理を食べ鯛でも家で作るのは面倒だと思っていませんか。中華料理はした味をつけ、合わせ調味料を作っておけば、家庭でも簡単にできる料理でもあります。わが家では、餃子やシュウマイを作っておけば、後一品そして中華粥で完成する Continue reading


縄文時代のイキイキ生活⑧魂と暦と祭の縄文時代~縄文時代のエンブレム~

  森 裕行(縄文小説家) めぐる季節の中で、愛そのものの魂を感じることが、人生にとってとても大事だと知ったのはいつだったのだろう。エリクソン(Erik Homburger Erikson 1902〜1994) Continue reading