2023年夏・英国の山旅 レイク・ディストリクトとスコットランド(4)


※前回の記事はこちらです。

古谷章

今回の行程

 

7月11日(火)エルギンからケアンゴーム国立公園経由でアバディーン

朝、宿をチェックアウトしたのちに歩いて街中を見物。エルギン・カセドラルの廃墟などを見てから出発した。アバディーンを直接目指さずに、内陸部の「ウィスキー街道」を走ることにした。グレンフィディックの醸造所のある町なども通ったが、運転者が試飲するわけにもいかないので見学はせずに通過した。

5日前の6日にケアンゴーム山に北西側から登った時は岩の山の印象だったが、こちら南東側から望むと鬱蒼とした森の奥にそびえている。見る方角でこんなに違うのかと感心した。また、パッチワーク状に農地が広がっていて豊かさを感じさせられた。

アバディーンには3時過ぎに着いたが、雨が降りだしてしまったので街中見物は取りやめた。

 

7月12日(水)アバディーンから再びケアンゴーム国立公園経由でパース

朝、チェックアウトしてから街中見物へ。今日は天気が良い。公園や大学など立派なものが多く、さすがにスコットランド第3の大都会だ。

昨日とは異なるルートで再び広いケアンゴーム国立公園内を走る。途中、コンバス・オメイ・フォレスト・ウォークというトレイルがあったので1時間ほどハイキングとピクニックを楽しんだ。白樺や松の林でシダ類が生い茂っている気持ちの良いトレイルだった。

その後、町中が花で飾られたパラテールという町に寄ったり、丸太や大石を投げることを競うハイランドゲームの会場を見るなどした。ずっと森の中の道だったのだが、南下するにつれ木のない荒涼とした光景になった。スキー場のあるデヴィルスエルボウ峠を越えて標高を下げて行くに従い再び森の中の道になった。相変わらず家を全く見かけなかったが、宿泊するパースに近づいて急に家が連なってきた。

 

7月13日(木)パースからエジンバラ

パース市内を流れるテイ川沿いのリバーサイドガーデンを見てから、ここの駐車場に車を置いて近くのブランクリン・ガーデンに行った。スコットランド・ナショナルトラストが運営している庭園で、ヒマラヤから持ってきた植物など高山植物も植えられていた。広さは2エーカー(約8000㎡)ほどだが、親切なスタッフにより丁寧に管理されていた。また少し高台にあるので木々の間からパースの町やその後ろの山並みがきれいに望めた。

パースを出てからは高速道路を通ってエジンバラまで行ったが、大都会エジンバラ市内ではやたらと道路工事中でカーナビ通りにはなかなか走れなかった。そして、ホリルード宮殿近くの宿に昼頃に到着した。落ち着いてからホリルード公園へ歩いて行った。

 

7月14日(金)エジンバラ滞在

近くのエジンバラ随一の繁華街、ロイヤルマイルなどをのんびり歩いて土産物を買ったり帰国のための荷づくりをするなどして過ごした。

エジンバラの繁華街、ロイヤルマイルで演奏するバグパイプ奏者

 

7月15日(土)エジンバラ発ドーハ

18日間・2650kmを走ったセアットのクープラ、空港でレンタカー会社に返却

朝、車で町を出て郊外のエジンバラ空港へ。レンタカー会社の駐車場で車を返却し、14時15分発のQR030便に搭乗した。出発は1時間以上遅れたが、ドーハにはほぼ定刻の夜の12時前に到着した。

 

7月16日(日)ドーハから成田

ドーハ発2時25分発予定のQR806便に2時過ぎに搭乗したものの離陸は何と4時半になった。そして成田には18時55分着の予定のところ20時半に着陸した。

 

 


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