特集76 ジョージアという国


アジアとヨーロッパのはざまで

「ジョージア」と聞いて、わたしたちは、普通には缶コーヒーやアメリカの州のことを連想するかもしれません。しかし、これは今や一つの国の名前でもあります。コーカサス(英語読み)あるいはカフカス(ロシア語読み)と呼ばれる山脈の南側に位置する国で、以前、日本では「グルジア」と呼ばれていましたが、2015年4月から同国の要請に基づき「ジョージア」と呼ぶようになっています。そのこともあって、新しい国の印象もありますが、古代からのその歴史は大変古く、そこに注目していくと、「アジア」や「ヨーロッパ」というマクロな地域区分そのものも吹き消されるような感じがしてきます。

ほとんど知られていないところに、目を向け、情報を探りながら、とくにアジアを旅していく、今年のAMORです。ジョージアという見知らぬ国とキリスト教の歴史を概観する記事、民族衣装に見られる文化センス、映画が盛んなお国柄などにも目を向けます。連載「酒は皆さんとともに!」のワインのお話も必見です。

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スヴェティツホヴェリ大聖堂

遠いけれどアジア:中東・西アジア~~AMOR流リサーチ

ジョージアの歴史とキリスト教

ジョージアの民族衣装

ジョージア映画

 

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