ことばの窓 5


 

限りある時間のなかで生きる現代の私たちにとって、本当に必要なことを選択して生きることは、大切である。だが、「むげんの」という詩のなかでは、さらに深い次元で〈すべてをすてたとき〉にこそ、視える領域のあることが語られている。詩人は目に見えないものを視る、ということのみならず、信仰を生きることを通じて、〈目には見えない無上の歓び〉があることをも、分かち合っている。

(服部 剛/詩人)

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

two × four =