神さまの絵の具箱 28


末森英機(ミュージシャン)

わたしたちは、神さまの道具になりたい? わたしたちは、神さまの奇跡の、道具になる。

十字架と復活は、ほんとうの、つまずき。そう言ったのは、キルケゴールだったかしら? この十字架と、復活の前に、わたしたちは、粉々に、打ち砕かれること! ときならぬ、終わりにも、ときならぬ、始まりにでさえも。のりこえるため、だとか、のりこえられる、だとか。沈みに沈んでも、わたしたちは、とげのついた棒を、サウルのように、旅を続けるならば、蹴りつづける。神さまの、道具に、なりたい?たとえば、重い皮膚病を患う者を、抱きしめる、使徒。あくまでも、文字ではなく、霊の乞食たる、使徒。喜びが、満たされて、それが、熱病のように広まってゆく、使徒。もうひとつの、世界を歩く、靴の使徒。若い命の、自殺で終わる、使徒。魂について、いくつかの転生を語る、使徒。ユダヤ教のラビたちわたしたちはが、集まる使徒。パルチザン運動の、使徒。ブッダと、マハーヴィーラと友情を結んだ、使徒。クリシュナやアヴァターラと歌う、使徒。神の愛が、先になければ、わたしたちが存在しない、使徒。パレットと絵筆を、持った使徒。ギターを持った使徒。ふつつかなしもべ。馬と鹿。ロバとウマのあいだの、ダバと呼ばれる、使徒。パレスチナの駆けつける、深い思いやりの、イエスの使徒。わたしたちは、傲慢にも、こうして、神さまに向かって、斧を振り上げる。それでも、はなはだよい、と神さまは、おっしゃられる。神の相続人よ(ガラテヤ4:5〜6、エペソ1:5)。ねたみ深い、神だからこそ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

four + one =