いとうあつし 「樹座に入ってた神父がいるなんて信じられないなぁ!」 周作クラブ会長の加賀乙彦先生に初めてご挨拶申し上げた時の反応です。 無理もありません。座長の遠藤周作先生が団歌に「あほらしき劇団樹座よ」と歌うほど、あ Continue reading
カテゴリー: これまでの特集

『沈黙』はいまの日本を考えさせる
江戸時代の初期に、民(農民や漁民)たちがどのような生活をしていたのか。この映画はリアルに表現している。民の手は汚れ、爪には土が入っている。泥で凸凹になった道を、井上筑後守が歩く足取りがふらついている。スコセッシ監督は、民 Continue reading

心に灯りがともるクリスマスストーリー
クリスマスについて書かれた小説やクリスマスを舞台にした小説はけっこうたくさんある。 それらを紹介しようと思って探していたら、とてもいい本が見つかった。 中井俊巳著「心に灯りがともるクリスマスストーリー」。実は電子ブックで Continue reading

クリスマスにちなんだ映画 「Disney’s クリスマス・キャロル」
クリスマスを描いた映画をあげると、たくさんの映画がこれまで制作されてきました。その中で、あなたの一番はどんな映画でしょうか。 同じ映画が監督やキャストを変えて何度も描かれているものもあります。そんな映画のひとつ、「Dis Continue reading
グレッチオのクリスマス
小平正寿 いまでは当たり前になったクリスマスの馬小屋のセット。クリスマスに向けて少しずつ作っていく楽しみがありますね。イエス様が誕生なさった時のように再現しようと思い、歴史上初めてこれを実行したお方を知っていますか? そ Continue reading

クリスマスの音楽
齋藤克弘 街中でもテレビでもクリスマスソングがBGMに流れていますね。クリスマスは元々キリストの降誕(聖誕)を祝う行事ですから、古来、さまざまな音楽が作られました。最も有名なクリスマスの歌=クリスマスキャロルは「きよしこ Continue reading

アドヴェント(待降節)は「冒険 (adventure)」
アドヴェントとは「キリストの降誕を待っているとき」のことで、キリスト教の暦では聖アンデレの日11月30日に最も近い日曜日から、クリスマスまでの4週間をいいます。最も長いのは11月23日からの28日間、最も短いのは12月3 Continue reading
洗礼者ヨハネが活躍する季節
待降節(アドベント)の意味をもっと知りたいと思うとき、カトリック教会の日曜日(主日)のミサで読まれる聖書朗読の内容を無視するわけにはいかない。すると、一つ面白いことが見つかる。待降節の第2主日と第3主日の福音朗読では、洗 Continue reading

一番すてきなクリスマス
町にジングルベルの音楽が鳴りはじめ、夜にはイルミネーションが飾られるころになると、ぼくにとってはいつも思い出すカレンダーがあります。それは燦葉出版社にいたときにつくった『天使トニーの一番すてきなクリスマス』というアドベン Continue reading

AMOR発刊によせて
「自然な興味を大切に」……人はいろいろなことに興味を抱き、それをより深く知り、またそれとかかわろうと求めながら、自らの個性を築いていくもの。人、歴史の出来事、社会事象、芸術作品、宗教とさまざまなことがらへの興味を育て深め Continue reading