復活祭:太陽と月が抱き合う、主の過越の祝い

復活祭のもともとの名は「パスカ」。古代教会のギリシア語、ラテン語でそう呼ばれ、その後、フランス語のパックをはじめ大部分のヨーロッパ諸国語もこの系統の名で呼んでいます。そのもとにあるのは、旧約時代(そして後のユダヤ教)の過 Continue reading


ラマダーンというイスラム教の実践

私たちが一般的に断食をするというと、健康診断で何らかのかたちで数値が引っかかって、体重を落としなさいと指導されるときや、若い女性が美容的に美しくなりたいためにダイエットするときを連想すると思います。しかし、イスラム教の断 Continue reading


四旬節 名前をめぐるエトセトラ~~「四十日」が意味するもの

「四旬節」とは文字通り「四十日間の季節」。カトリック教会での名称のもとはラテン語の「クアドラゲシマ」(Quadragesima)もそのまま「四十日」。東方教会のギリシア語名称も「テッサラコステー」と同じ意味です。ラテン系 Continue reading