佐藤真理子 それからイエスは、モーセやすべての預言者たちから始めて、ご自分について聖書全体に書いてあることを彼らに説き明かされた。 彼らは目的の村の近くに来たが、イエスはもっと先まで行きそうな様子であった。 彼らが、「一 Continue reading
投稿者: natsuki
キリスト教を通しての「民間外交」(エキュメニカル運動)――2020年SIGNIS ASIA大会(ウェビナー)から考えること
倉田夏樹(立教大学日本学研究所研究員、南山宗教文化研究所非常勤研究員) ウェビナーで開催された初のシグニスアジア大会 人類共通の関心事であり、乗り越えなければならない「危機」である新型コロナウイルス感染症(Covid-1 Continue reading
教育新時代:これからの子どもたちはなにを学ぶか(13)
やまじ もとひろ この連載では「変わりつつある英語教育」をテーマに、中学校や高等学校における英語教育のシステムが深化している現状を追いかけています。 これまで新しい英語教育のあり方として、東京都の公立中学校で行われること Continue reading
特集53 感謝の気持ちを伝えたい
「ありがとう」と「すみません」 「ありがとう」の気持ちを「感謝」という熟語で表すのはどうしてなのか、前々から気になっています。一般的には、ここでの「謝」は「礼を言う」の意味で(謝意・謝礼・謝恩などの場合の謝)、「感謝」は Continue reading
古びたいえ
あき(カトリック横浜教区信徒) わたしの住んでいるところは京浜工業地帯を支える工場の人たちが多く住んでいる地域です。こどもの頃、皆、朝早く家を出て働きに行きます。当時は土曜日も普通に仕事。父は帰って晩酌をするのが唯一の楽 Continue reading
今思えばわかること
あき(カトリック横浜教区信徒) 大学の理系に進んだ私は、電気系大手子会社に就職しました。大手の大きな組織の一歯車となって一生懸命働きました。当時は残業も今よりはずっと多く徹夜も度々ありました。 会社で教えていただいたこと Continue reading
言葉を超えた共感、共苦
市川真紀(カトリック関口教会信徒) 東日本大震災から10年がたちました。津波で家族を失った友人はつい先日、私に「今も前を向けていない」と言い、ちょっと驚きました。初めてストレートにネガティブな言葉を直接聞いたからです。返 Continue reading
余白のパンセ 6 思い出のプラットホーム――井上洋治神父の姿と本郷での出版人生を追いながら
鵜飼清(評論家) JR飯田橋駅のプラットホームのベンチに、井上洋治神父が腰を下していたという1975年のある日の午後。井上神父は、北洋社という出版社の社長さんに会うために待っていたといいます。 「日本人の心情でとらえたイ Continue reading
Tokuさんへ 旅立った父との対話
Yoshi いつしかTokuさんと呼ばれるようになっていましたね。 大往生とはこのことのためにあるのかと思うほどの96歳9ヶ月、見事な天寿の全うでした。おかげで久しぶりにいとこたちや親戚とも会いました。家族・親族だけの葬 Continue reading
アート&バイブル 82:大祭司の前のキリスト
ヘラルト・ファン・ホントホルスト『大祭司の前のキリスト』 稲川保明(カトリック東京教区司祭) この絵の作者、ヘラルト・ファン・ホントホルスト(Gerard van Honthorst, 生没年1592~1656年)は、ネ Continue reading