東京ではさくらが満開になりました。今まさにお花見の時期ですね。コロナも収まってきたので、皆さんで集まってお花見なんていかがでしょう。そのときに市販のお弁当を買ってもいいですが、ちょっとこったお料理を持っていけば、皆さんが喜ぶこと請け合いです。今回の写真は10人分で作ったので、小分けのお弁当にしませんでしたが、一人分のお弁当にすると、彩りもきれいです。
うっすらピンクのご飯と枝豆のコントラストが美しいいなり寿司です。春らしい一品になります。
材料
お米 2合
お酒 大さじ2
梅酢 大さじ1.5(なければお酢でも可)
乾燥桜エビ 6g
冷凍枝豆 80g
稲荷あげの材料
油揚げ 10枚
酒 大さじ3
本みりん 大さじ3
しょうゆ 大さじ3
水 100cc
作り方
下準備
お米をとぎ、水気を切っておきます。
冷凍枝豆は解凍し、さやから出しておきます。
油揚げは半分に切り、大きめの鍋に湯を沸かし、さっと茹で、油抜きをしておきます。
いなり寿司の油揚げ
鍋に水100cc、酒、本みりん、しょうゆをそれぞれ大さじ3を入れて火をつけ、油抜きをした油揚げを入れ、7,8分煮含めます。煮汁ごと冷ましておきます。(面倒な方は、いなり用に似た油揚げをスーパーなどで売っていますので、それを使えば省略できます)
春色ご飯の作り方
炊飯器にお米、酒大さじ2,梅酢大さじ1.5を入れ、2合のメモリまで水を足します。乾燥桜エビを入れ、炊飯します。
ご飯が炊きあがったら、さやから出して置いた枝豆を加えて混ぜ合わせます。
いなり寿司の仕上げ
冷ました油揚げを軽く水気を絞り、そうっと開いて切り口を内側に折り込んで、炊いたご飯を詰めます。枝豆が2,3個上にのるように盛り付けると、見た目がきれいになります。
今が旬の菜の花のカラシ和えはさっぱりとしています。
材料
菜の花 1わ
塩 ひとつまみ
出汁 カップ1/2
塩 小さじ1/2
薄口しょうゆ 小さじ1.5
みりん 小さじ1
溶きがらし 小さじ2
作り方
1.菜の花は真の部分が鯛ので、太いものは1/4に、細いものは1/2に割ります。鍋に湯を沸かし、日尾をひとつまみ入れ、茎が柔らかくなるまで茹でます。ゆであがったら、ざるにあげて冷まします。ざるにあげることで、水っぽくなくなります。
2.出汁1/2カップ、塩小さじ1/2,薄口しょうゆ小さじ1.5、みりん小さじ1をあわせ、溶きがらし小さじ2に少しずつ加えて伸ばします。
3.茹でて冷ました菜の花をバットに並べ、溶きがらしの出汁をかけ、10分ほどおいて味をなじませます。盛り付ける際に食べやすいサイズに切り分けます。
材料
鶏モモ肉 500g(おおよそ2枚)
砂糖 小さじ2
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
マヨネーズ 大さじ1
塩 ひとつまみ
こしょう 4~5ふり
おろしニンニク 小さじ1
おろし生姜 小さじ1
片栗粉 大さじ4~5
揚げ油 適量
作り方
1.鶏モモ肉は一口大に切り、ポリ袋に入れ、砂糖を加えよく揉み込みます。
2.モモ肉を揉み込んだ袋に酒大さじ1,しょうゆ・マヨネーズ各大さじ2、おろしニンニク・おろし生姜各小さじ1を加え、よく揉み込み、10~20分おきます。30分以上漬け込むと鶏肉が硬くなるので、注意してください。
3.バットに片栗粉を広げて、水気を軽く切った鶏肉の皮を外側にして丸めておき、一つずつまんべんなく粉をまぶします。まぶしたら、3分ほどおいておきます。
4.160どの揚げ油の中に余分な粉をはたきながら鶏肉を入れます。外が焦げ付かないように時々泳がせ流せるように混ぜながらうっすら色がつくまであげます。網の上に上げ、3分ほど放置します。
5.揚げ油を190度にあげ、ムラがないように泳がせながら色がつくまでふたたびあげます。
材料
新ジャガイモ 1㎏
青のり 大さじ1
コンソメ 小さじ1
塩 適量
バター 大さじ2
作り方
1.ジャガイモは泥などをよく洗い、大きいものは1/2もしくは1/4に切り、耐熱皿に乗せ、ふんわりとラップをして500Wの場合は7~8分ほど、600Wの場合は6~7分ほど、柔らかくなるまで加熱します。
2.フライパンを熱し、一度火を止め、バターを入れて溶かします。火をつけたままですと、バターが焦げるので注意してください。ジャガイモを入れ、焼き色がつくまで転がしながら焼きます。焼き色がついたら青のり大さじ1,コンソメ小さじ1,塩適量を加え混ぜればできあがりです。
中村恵里香(ライター)