キリシタン関係遺品の保存と研究


2025年3月25日(火) ~ 2025年5月18日(日)

東京国立博物館本館 14室

9時30分~17時00分
毎週金・土曜日は~20時00分
(入館は閉館の30分前まで)

近世日本のキリスト教信徒であるキリシタンの遺物と称される品々には様々な来歴のものがありますが、なかでも江戸時代から明治初年にかけて、浦上を中心とする長崎各地のキリシタンから押収され、長崎奉行所の宗門蔵で保管されていたキリシタン関係遺品は、その基準となる資料として重要文化財に指定されています。
本特集では、このうちイタリア人宣教師シドッチが携行したとみられる「親指のマリア」をはじめとして、プラケットや十字架、マリア観音といった信仰にまつわる資料をご覧いただくとともに、近年進めている調査研究についても紹介します。このたびは、江戸幕府の禁教政策に使用された踏絵の科学分析を行うとともに、ロザリオや、旧蔵者の名前などを記した付札の保存処置と保管環境の改善を進めました。新旧の収納箱等も比較しつつ、キリシタン関係遺品に対する当館の取組みについてご覧いただければ幸いです。(国立博物館ホームページより)


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