冷たい麺類３種

毎日暑いですね。今日はさっぱり麺類でもと思っても、いろいろなものを焼いたり、茹でたり、結局火の前に立って汗だくになるのは、ちょっと……、と思いませんか？　今回は、麺を茹でる以外は、火を使わないですませる豆乳を使った冷たい麺類３種類ご紹介します。

 

冷たい麺といえば、まず思い浮かべるのはそうめんですが、いつも同じようなめんつゆで食べるのはちょっとという方におすすめなのが、豆腐と豆乳を使ったソースです。こくがあり、ひと味違った味を楽しめます。

材料（２人分）

作り方

１．絹ごし豆腐1/4丁、無調整豆乳カップ1/2、練りごま大さじ1/2、砂糖・塩・うす口しょうゆ各小さじ1/2をハンドブレンダーで30秒間ほど攪拌してなめらかにしたら、冷蔵庫で冷やしておきます。
２．そうめん３ワは袋の表示どおりにゆで、ざるに上げて湯をきります。流水でよく洗って水けをしっかりときります。
３．トマト1/2は、薄切りにします。きゅうりは斜め薄切り似せて千切りにします。焼き豚も千切りにします。
４．器にそうめんを盛り、攪拌した豆腐ソースをかけてトマト、きゅうり・焼き豚、溶きがらし 少々をのせ、混ぜながら食べます。

 

冷やし中華が食べ鯛でも、いつも同じようなたれではちょっと思ったときに創ってみたい担々麺風にアレンジした冷やし中華です。肉味噌はレンジで手軽に。豆乳ベースのまろやかなたれは、暑い夏でもさっぱりといただけます。ラー油のピリッとした辛さが食欲をそそる一品です。

材料（２人分）

作り方

１．まずは野菜の下ごしらえです。きゅうりは千切りに、たまねぎ1/4個はみじん切り、トマト半分は薄いくし形切りにします。
２．ボウルにたれの調味料無調整豆乳200cc、しょうゆ大さじ１杯
、鶏ガラスープの素小さじ１杯、白すりごま大さじ１杯を混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やします。
３．ボウルに豚ひき肉、たまねぎのみじん切り、酒・しょうゆ・みそ各小さじ２杯、豆板醤小さじ1/2杯
、すりおろしたしょうがとにんにく各小さじ1/3杯を入れて軽く混ぜ、ふんわりラップをして電子レンジ600W３分、500W４分加熱します。取り出したらよく混ぜ、粗熱をとります。
４．鍋にたっぷりの湯を沸かし、中華麺をほぐしながら入れ、袋の表記時間通りゆでます。ザルに上げて流水でもみ洗いし、氷水でしめて水気を切ります。
５．器に麺を盛り、よく冷やしたたれをかけます。具材をのせてお好みでラー油を回しかけたら完成です。
＊肉味噌の辛さは豆板醤の量で調節してくださいね。

 

長崎名物ちゃんぽんは、お店で食べるものと思っていませんか。夏の暑い日に豆乳を使った冷やしちゃんぽんは、豆乳のこくがあり、飲み干したくなるスープが魅力です。麺を茹でる以外、具材はレンジで加熱するだけなので、簡単に野菜がたっぷりとれます。

材料（２人分）

作り方

１．お湯100㎖、鶏ガラスープの素小さじ２、しょうゆ、オイスターソース各小さじ１、ニンニクすりおろし、生姜すりおろし少々を容器に入れ、よく混ぜます。調味料が溶けない時には、１分程度レンジで加熱します。豆乳300㎖を混ぜ、冷蔵庫で冷やします。
２．豚バラ薄切り80ｇは、５〜６センチに切ります。
３．キャベツ４、５枚は、手で適当な大きさにちぎります。もやし１袋は、洗いざるにあげておきます。にんじん20ｇは短冊切りにします。ゆでトウモロコシ小さじ２は、芯から包丁で切り取っておきます。缶詰を使ってもOKです。
４．耐熱容器にキャベツ、もやし、にんじんを入れ、上に豚肉を並べます。鶏ガラスープの素小さじ1/2とコショウ適量を全体に振り、ごま油を少々振りかけます。ラップをふんわりかけて600Wで４分程度、500Wで５、６分加熱します。加熱が終わったら自然に冷まし、コーンを加えて軽く混ぜます。
５．ちゃんぽん麺は、袋のひゅじどおりに茹で、冷水でよくもみ洗いした後、器に盛り付けます。上からよく冷やしたスープを注ぎ、冷めた具材を盛り付けたらできあがりです。
＊今回はちゃんぽん麺を使いましたが、焼きそば用の蒸し麺や乾麺、中華麺でもできます。焼きそば用の蒸し麺を使う場合は、レンジで１分ほど温めて冷水でもみ洗いをすれば、麺を茹でる手間が省けます。

中村恵里香（ライター）