Kato S Bumblebee(カトリック京都司教区)
ツバメの雛たちはすくすくと成長して、もうすぐ巣立ちそう。
親鳥にとって、4羽も雛を育てるのは一苦労だろう。
それにしても、ツバメの子育てはワンシーズンで終わるから、
人間からするとだいぶ楽なように見える。
ツバメは小さいくちばしで巣をつくり、
食べ物でもなんでも、必要なものを必要なときに調達してくる。
そして寒くなる前には、みんなで南へ移動する。
昔から変わらない暮らし方で、いさぎよい。
このごろの人間の暮らしは、子どもの頃にSFで描かれていたようなものが、
どんどん実現して、かなり未来らしくなってきた。
人間はツバメのように南に移動はしないが、
もしかすると「永遠を思う心」に動かされて、
未来に向かってずっと進み続けてゆくのかもしれない。
このツバメの雛兄弟たちは、これから想像もできないような長距離を飛んで、
来年また帰ってくるのだろうか。みんなそろってるといいね。
あなたの祭壇に、鳥は住みかを作り
つばめは巣をかけて、雛を置いています
万軍の主、わたしの王、私の神よ
いかに幸いなことでしょう
あなたの家に住むことができるなら
まして、あなたを賛美することができるなら(詩篇84:4~5)