クリスマスが近づくと、各教会にプレゼピオ(キリストの降誕のシーンを再現した模型、通称「馬小屋」)が飾られ 、家庭に飾るサイズのものもキリスト教関係の書店で販売されています。
今回、webマガジンAMORでは、それを自作してみることにしました。すべての材料が100円ショップでそろいます。皆さんもオリジナルのプレゼピオを作ってみてはいかがでしょうか。
【用意するもの】
・紙ねんど(白)
・しょう油さしや化粧水入れのような容器(自立するタイプ)
・リボン
・折り紙
・厚紙
・絵の具
・わた
・ビーズ
・ボンド
・その他、ニードル、はさみ、カッター、セロテープ、つまようじなど
【人形の作り方】
(1)任意の色の絵の具を容器の中に入れ、水で溶きます。これが服の部分になりますので、絵画などを参考にして、色を決めるといいと思います。
(2)紙ねんどで頭部を作り、ビーズを埋め込んで目にします。(この写真では順番を間違えて先に頭部を作ってしまいました)
(3)リボンを適当な長さで切り、端をホチキスで留めて、ターバンを作ります。マリアのベールは上からかぶせ、端をボンドで容器とくっつけます。
(4)完成です。これをマリア、ヨセフ、東方の三博士、羊飼い(人数は任意)の分だけ作ります。
(5)イエスの場合は、紙ねんどで繭のような形を作り、同じようにビーズを埋め込んで目にします。ターバンと同じものを作り、おくるみのようにしてセットして完成です。
【羊の作り方】
(1)ニードルなどを使ってわたを丸めます。
(2)ボンドでビーズをつけて、目にします。
(3)完成です。
◎ポイント
今回使用したようなポリエステル100%のわただと、思うように形成できません。純綿や羊毛フェルトのキット(このようなものがあるとあとで知りました)で作るといいでしょう。
【小屋の作り方】
(1)厚紙を図のような形に切り分け、破線部のように切りこみを入れます。大きさはお好みでどうぞ。
(2)絵の具を塗り、木目を表現します。茶色+黒、茶色+あいいろがおすすめです。
(3)乾いたら、同じ色の切りこみを組み合わせ、セロテープなどで補強します。
(4)屋根の中心に支えをボンドなどでつけると、角度が固定されます。
(5)屋根を上に置いて、完成です。
◎ポイント
絵の具を塗ると厚紙の強度があまりなくなってしまうので、コピー用紙などに絵の具を塗って、乾いたら厚紙に貼るなどしたほうがいいでしょう。もしくは段ボールで作るなど。
【小物の作り方】
飼い葉おけ、東方の三博士が持ってきた贈り物(黄金、乳香、没薬)は折り紙で作っています。
作り方はこちらを参考にしてください。動画などもありますので、検索してみてください。
飼い葉おけ:https://origamijapan.net/jp/box-type-3/
黄金、没薬:https://origami-blog.info/2308