文学や芸術は、ときに哀しみを浄化するであろう。なかには様々な天気を通り抜けた後に、日向(ひなた)を見出す詩人がいてもいい。日々の出来事を旅人のように味わい、自らを謳歌(おうか)する権利も、人間にはある。「これからのわたしの日々に、神様は一体どんな舞台を用意しているのだろう?」――そんな好奇心と鼓動で歩むように、今日も風は囁いている。
(服部 剛)
※今回の詩は、マエキクリコ著「キリシタン月刊詩」(私家版)・「トンボ(4号)」に掲載されています。
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